バリ島での滞在は、エコービーチでの静かな散歩で終わりました。この日は曇り空でしたが、それが海の風景に一層の落ち着きを与えていました。エコービーチは、その自然な美しさで知られており、訪れるたびに異なる景色を見せてくれます。
海の青、空の灰色、そして砂浜の白が織りなすコントラストは、言葉にできないほどの美しさでした。
曇り空の下、穏やかな波の音をBGMに、私は心を落ち着かせながら歩きました。このビーチは、その自然な美しさと心地よい孤独感で知られています。砂の上を歩きながら、過去数日間のバリ島での経験を振り返りました。
この島はいつも新しい発見と感動を提供してくれます。古代からの文化や宗教が、現代の喧騒から離れた非日常的な雰囲気を作り出しています。マカッサルに住んでいる私にとって、バリ島への訪問はいつも特別です。しかし、この島の魅力は、たまに訪れるからこそ感じられるものです。常に新鮮な気持ちで島の美しさを楽しめるのです。日常に溶け込むことなく、適度な距離を保つことが、この島の美しさや感動をもたらす秘訣かもしれません。
マカッサルは、観光的要素が何も無いのでうらやましい面もありますが、自分はマカッサルが性に合っていると思いますし、仕事をする環境としては最高な場所だと感じています。
帰り道、空には雨雲が広がり、雨季の到来を告げていました。雨が降ると、気温が少し下がり、過ごしやすくなります。乾季の晴れた日も素晴らしいですが、活動するには曇り空の方が心地よいです。今年は乾季が長かったため、農作業に影響が出ていました。この恵みの雨は、地元の人々にとっても待ち望まれたものでしょう。
コロナの影響が落ち着いて、世界中から観光客がバリ島に戻ってきました。この数ヶ月は特に賑わいを見せましたが、これから観光シーズンが終わり、また新たな始まりを迎えます。訪れる人々の流れが変わることで、島はまた異なる顔を見せてくれるでしょう。
空港に到着した時、バリ島にまた戻ってくることを心から願っていました。この島は単なる旅行先ではなく、心を癒し、新しい発見をもたらす場所です。次回の訪問では、どんな新しい体験が待っているのでしょうか。それを考えるだけでわくわくします。