【インドネシア伝統音楽】心癒やす不思議なリズム「ガムラン音楽」の魅力!
インドネシアの民族音楽であるガムランをご存知ですか。おそらく、ガムランの呼称は知らなくても、一度は聞いたことがある音楽ではないでしょうか。
本日はガムラン音楽についてお話します。
ガムランとは
ガムラン(Gamelan)とは、東南アジアのインドネシアで行なわれている大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽の総称で、青銅の銅鑼と鍵板打楽器、太鼓からなるインドネシアのオーケストラです。
古代ジャワ語の「たたく、打つ、つかむ」等の意味を持つ、動詞ガムル(gamel)に由来します。
15世紀、イスラム勢力の侵攻を逃れてジャワ島からバリ島にわたった王族たちによってこの地に伝承されました。
宮廷音楽としてだけでなく、農村の祭りや儀式の中で神々へささげたものとして演奏されます。
祭りや儀式の中でガムランは、神々や精霊と交信したり、悪霊や災霊を祓い清めるための音楽として演奏されているのです。
Gamelan Gita Asmara Show
ハイパーソニック・エフェクト
伝統音楽「ガムラン」は、他の楽器と比べて比類ないほどの高周波が含まれています。
実は、ガムランの音は、人間の心を癒す効果があるといわれていて、科学的にもリラックス効果がある音楽であることが証明されています。
人間の可聴域は20Hz~20kHzと言われており、その上限を超える高周波成分を豊富に含む音には脳の基幹部を活性化しポジティブな生理・心理・行動を導く効果があると言われています。
この現象は大橋力(山城祥二)氏の研究で知られ、ハイパーソニック・エフェクトと名付けられました。芸能山城組によるアキラのテーマはガムランの要素を含んだ楽曲となっています。
芸能山城組アキラのテーマ
聖剣伝説2「呪術師」BGM
1993年8月にスクウェアが発売したRPGのダークリッチ戦で流れるBGMもガムランの音楽となっています。
インドネシア雰囲気たっぷりの代表的なガムランをお聞きください!
ガムランの心地よいサウンドは、心身を癒やし、至福の境地が訪れます。
皆さんもガムランを聴いて日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?