【インドネシア渡航】ガルーダ・インドネシア国内線ビジネスクラス体験(その2)
15分位で安定飛行となり、シートベルトサインが消えると、カーテンが引かれ、エコノミークラスと区分けされた空間となります。12席あるビジネスクラスでも乗客2名しかおらず、飛行機のエンジン音も安定した低音になっているため、心地良い静かなひとときとなります。しばらくすると、早速ビジネスクラスのサービスが開始されます。
早速、機内食の準備がされて今回のメニューは鶏肉の照り焼きソースとバターライスでした。パンとデザートが付きます。鶏の照り焼きは、日本の焼き鳥味に近く、甘しょっぱい味で、サンバルソースをかけると、日本の味付けがインドネシア風に味が変化し、バターライスの香りたっぷりのご飯と良くマッチしていました。今日のメニューは当たりです。飛行時間的にお昼の時間にちょうど合わせたフライトであったため、お腹も空いていたのも相まって、美味しく食べることができました。
飲み物は、コーヒーをブラックでお願いしました。通常はコーヒーカップでサービスされますが、今回は紙コップで蓋が付いた状態で持ってきてもらいました。粉コーヒーをお湯で溶かしたタイプで、インドネシアに最初に来た頃は苦手でしたが、最近は粉コーヒーの味が大分飲みやすくなっていて、好きになりました。
食事も終了するとリラックスタイムです。席を後ろに倒して、フットレストを上げると丁度良い座り心地です。窓を見ると、インドネシアは現在雨季なので、雲が広がっていますが、上空は晴れ渡っており、快適に移動が可能です。
マカッサルを飛び立って、1時間程は海の上ですが、後半はジャワ島の北側上空を飛んでいきます。インドラマユを過ぎると高度を下げてきて着陸態勢に入ります。
左側に座ると、ジャワ島を見ながら過ごせますので、海岸や街を眺めながら、海岸に船がたくさん見えてくると、ジャカルタです。ジャカルタの港であるタンジュンプリオク港までくると、だいぶ高度も低くなっていて、ビル群や車の往来も手に取るように見ることが可能です。
ほどなく、スカルノハッタ空港に滑り込んで行きます。ガルーダ・インドネシア航空はターミナル3まで移動します。定刻よりも45分も早く到着となりました。昨年までのスカルノハッタ空港は、年中混雑しており、着陸まで迂回したりして上空で時間調整する事がほとんどでしたが、現在は、すぐに着陸許可がでるようで、早めに到着可能です。
飛行機のドアが開かれると、一番先に空港に降り立つ事ができます。インドネシアの飛行機に乗る場合は、自身の健康チェックを申請するアプリであるeHACに事前登録しておけば、バーコードを機械で読み取ってもらい、問題なければ一瞬で通過でき、荷物受け取り場所に移動します。
ガルーダ・インドネシアの荷物のピックアップ場所は、ビジネスクラスやスカイチームエリートプラス等の会員ですと、荷物受け取り場所が違います。一番手前のスカイプライオリティレーンで受け取りが可能で、一番先に荷物を機内から出してもらえます。受け取りまでさほど時間がかからないのですが、受け取り場所近くでは待合室も設置されており、飲み物サービスとお手洗いがあります。荷物タグを担当に渡すと、ソファーに座りながら荷物をピックアップ代行してもらえます。
ビジネスクラスなどのサービスでは、他の航空会社との差別化などで、色々な特典やサービスの種類がありますが、ガルーダ・インドネシアはサービス面では頑張っている航空会社であると思います。快適に疲れがなく移動できる手段として、運賃も高いですが、フルサービスキャリアとして、今後も利用していきたいと思います。