ガルーダ・インドネシア航空で一時帰国するため、バリ・デンパサール空港から途中マナドに寄ってから、国際線として成田に向かいます。深夜のマナド出発から成田到着までの区間をお伝えします。
マナドを出発してから、いつのまにか眠っていたようです。気が付いたときにはフィリピンを経由して2時間ほどで台湾の東側の海上まで進んでいました。
機内の窓をみてみると東の空を見ると夜明が始まったようで暗闇の空が少しずつ明るくなってきました。オレンジ色が海の上を明るくしていて、なんとも言えない絶景です。
その日の天候や座席位置、飛行時間帯などの要因もありますが、なかなか見ることができませんのでしばらく空の変化を楽しむことができました。そろそろ沖縄の日本の領海に入ってきました。
CAさんが慌ただしく動き出しました。朝食の提供時間となったようです。バリを出発した際に1回目の夜鳴きミーゴレンを食べていますが、2回目の食事です。ジャカルタを夜中出発、朝東京着の便では1回の機内食で終わってしまいますが、マナド経由をするのでとバリからの成田までの搭乗時間が10時間近くと東京ロサンゼルス間に匹敵する搭乗時間になるので、2回食事があるのも納得です。
最初にカップに入ったオレンジジュースが配られて、機内で乾いた喉をいっきに潤します。酸味が効いたオレンジジュースがこんなに美味しいとは思いませんでした。
機内食の朝食が配られました。パンとフルーツ、ヨーグルトにホットミールはオムレツとソーセージ、魚のフライといったアメリカンブレックファースト(ABF)の朝食でした。
食事の選択肢がなかったので、全てのエコノミー客が同じメニューのようでした。まったくインドネシアらしさは皆無でしたが、ヨーグルトがバリ島で製造されているらしく、ハラルマークもついていました。
どれもまずますの美味しさで、朝食としてはちょっと物足りないかなと思いましたが、機内で動かない体に食べ過ぎは禁物なので、ちょうど良かったかもしれません。
朝食を終え、コーヒーを飲んでいたら、外は朝を迎えて明るくなってきました。本州の南太平洋上を順調に飛行しています。ちょうど太陽が窓から差し込んできて眩しい感じでしたが、とても気持ちの良い天気です。着陸が近づき少しずつ高度が下がってきました。
眼下に九十九里海岸が見えてきたので、最終の着陸体制に入ったようです。
成田空港のA滑走路に日本時間9時ちょうどに着陸となりました。マナドで出発が1時間遅れたこともありましたので、成田到着が定刻よりも20分ほど遅れましたが、ほぼ遅れを取り戻した格好です。バリから途中マナドを中継して成田に到着など、なかなか興味深いフライトでした。久しぶりのガルーダ・インドネシアの国際線に乗りましたが、機内サービスも良くエコノミークラスでしたが快適に過ごせました。次回フライトも楽しみにしたいと思います。