今回は、飛行機搭乗レビューとなります。ジャカルタから約1年振りに搭乗するガルーダ・インドネシア航空国内線でマカッサルまで移動したいと思います。
ジャカルタからマカッサルへの移動は、スカルノハッタ空港離陸からマカッサル・ハサヌディン空港着陸まで2時間となります。ジャカルタ、マカッサルの間では1時間の時差がありますので、ジャカルタから3時間後に到着する形になります。この2時間という時間が、苦痛を感じるか、楽に移動できるかは、航空会社や座席の選び方で決まると思っています。
最近ライオンエア、シティリンクなどのLCCを選択することが多かったのですが、座席間隔が29インチ(74㎝)と狭く乗客も多いので3人掛けのシートは全て埋まることが多く座席のひじ掛けを奪い合うような場面も多くなります。画面モニターがないので、どこを飛行しているのかわからず残り飛行時間推測するほかなく2時間の間は我慢比べとなります。またLCCですと、出発時間が遅れることばかりでいつになったら出発するのかイライラしながら待つという試練もあります。
一方、今回の座席は22Aの窓側となりました。21列がビジネスクラス後方もエコノミーバルクヘッド席になっていますので、エコノミー2列目となります。
座席間隔が82インチ(82cm)ほどあり、前の座席との間隔も広くゆったりしています。今回3列席の真ん中席が空席だったおかげで、ゆったりとした形でフライトを楽しめそうです。
乗客も7割ほど埋まり、15時10分定刻にドアクローズしました。
時刻表通りに運航するというのが、何気に助かります。ガルーダ・インドネシアは定時運行世界一にもなったことがありますのでさすがです。15時20分にスカルノハッタ空港を離陸となりました。
気流も安定しているので、ほとんど揺れずに上昇して安定飛行となった頃に、機内食サービスが開始されます。エコノミーの最前列はたまたま乗客がいなかったので、一番に機内食が配られました。
今回のメニューは、鶏の炊き込みご飯と卵焼きです。
デザートにケーキが付きます。
飲み物も水と紅茶のペットボトルが配られました。以前は機内食が2種類から飲み物もコーヒーやジュースなど選ぶ事ができましたが感染予防で選択できないようにしているようです。国内線でも機内食が出る事で短時間でも飛行機移動が楽しくなります。ガルーダ・インドネシア航空も経営が苦しい中サービスで勝負する形でなんとか生き残ってもらいたいところです。
マカッサルへ順調な飛行を続けてきましたが、まもなく着陸の準備となります。
マカッサル到着が18時過ぎの予定でしたので、うまくいくと夕陽を背に着陸できる時間と思っていましたが、マカッサルに近づくにつれ雲が多くなり雨も降っているようです。窓際で雲の動きを見ていたところ、雲の隙間から夕陽が差し込み、虹が広がっていました。
なんとも幻想的な景色で、上空から虹を真下に眺めるといった光景に感動しました。飛行機は雲の中を突入して虹のショーはあっという間に終了しました。
雲の下を抜ける頃には、暗くなって雨が降りしきる中マカッサル・ハサヌディン空港に定刻で着陸となりました。
これからマカッサルでの生活がスタートします。