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ジャカルタからマカッサルへ!ガルーダインドネシア航空で味わう極上の空の旅

今回は、日本からジャカルタに到着後、マカッサルへの移動のためにガルーダインドネシア航空を利用しました。今回のフライトは、単なる移動手段に留まらず、快適さと空から眺める海や山の絶景を味わえる特別な空の旅となりました。

ジャカルタで出発の準備

ジャカルタに到着後、私はスカルノハッタ空港近くのオーチャードホテルで1泊することにしました。このホテルは、旅行者にとって非常に便利な立地で、空港へのアクセスが良いだけでなく、安くて快適な滞在が約束されるのも魅力です。チェックイン時には、スタッフが笑顔で迎えてくれ、疲れた体をリフレッシュさせるためにちょうどよいホテルとなっていていつも宿泊している定宿です。翌朝のフライトに備えて、私は早めに就寝しました。部屋は静かで、外の騒音もほとんど感じられず、ぐっすりと眠ることができました。

朝6時にはホテル内のレストランで朝食をとりましたが、このホテルの朝食ビュッフェは品数豊富で、インドネシア料理がバランスよく揃っていました。ナシゴレンやミーゴレンといったインドネシアの定番料理に加え、新鮮なフルーツや焼きたてのパンも楽しむことができ、朝から元気をチャージするのにぴったりの内容でした。

朝食後、7時にホテルを出発し、無料の空港シャトルバスに乗り込みました。バスの中は、サウジアラビアのメッカ巡礼に向かう人々で満員でしたが、座席がしっかりと確保されていたので、ゆったりと座って空港まで移動することができました。道中、ジャカルタの朝の風景を眺めながら、これから始まるマカッサルへの旅に思いを馳せました。

ターミナル3に到着後、ガルーダインドネシア航空のカウンターでチェックインを行いました。

スタッフは親切で、手際よく手続きを進めてくれました。荷物を預けた後、ターミナル内を散策してみると、インドネシア独立記念日を祝うための装飾がまだ残っており、赤と白の国旗や花飾りが華やかに飾られていました。

空港の広々としたモダンなデザインと、独立記念日の祝祭ムードが相まって、出発前から特別な雰囲気を感じることができました。

ガルーダインドネシア航空に搭乗

8時30分になると、いよいよ搭乗が開始されました。ガルーダインドネシア航空GA608便は、朝9時発のフライトで、私の座席は22A、機体の前方に位置する窓側の席でした。窓際の席を選んだ理由は、何よりも美しい空の景色を楽しみたいという思いからでした。

座席に着くと、ガルーダインドネシア航空ならではの心地よいおもてなしを感じました。シートは広々としており、足元のスペースも十分に確保されているため、長時間のフライトでも快適に過ごすことができます。

定刻通りに離陸し、機体が空高く上昇していくと、窓の外には広大な景色が広がりました。乾季のクリアな空気の中、ジャワ島の緑豊かな大地と青い海が一望でき、その美しさに息を呑む瞬間がありました。飛行機がジャカルタの都市圏を抜け、徐々に自然が広がる風景に変わっていく様子を見ながら、私はこのフライトが特別なものになる予感を強く感じました。

ナシクニンの朝食と離島の絶景

安定飛行に入ると、ガルーダインドネシア航空の機内サービスが始まりました。今回提供された機内食のメニューには、インドネシアの伝統的な料理であるナシクニンがありました。

ナシクニンは、ターメリックで色付けされた黄色いご飯で、その鮮やかな色合いは視覚的にも食欲をそそります。メインディッシュとして、スパイスで味付けされた魚が添えられており、さらに香り高いソースがかけられていました。ナシクニンはほんのりとした甘みとスパイシーな風味が絶妙に調和しており、魚のふっくらとした身とともに、口の中でインドネシアの伝統的な味わいが広がりました。朝食をホテルでとったばかりにもかかわらず、この料理はあっという間に完食してしまいました。

しばらくすると、窓の外には見慣れない小さな離島が見えてきました。

通常、ジャカルタからマカッサルへのフライトはジャワ島の北側を飛行しますが、今回は北寄りのルートを飛行しており、そのおかげで普段見ることのできない絶景を楽しむことができました。

特に、カポポサンという美しいサンゴ礁に囲まれた離島の上空を通過する際には、その幻想的な景色に思わず見入ってしまいます。カポポサンのハートマークの島を持たときには幸せを感じ感動でした。

カポポサンは、マカッサル近海に点在する多くのサンゴ礁の島々の中でも、特に美しいとされる場所です。通常、マカッサルから船で4時間ほどかかる遠隔地に位置していますが、こうして空から一望できるのは、まさに空の旅の特権と言えるでしょう。いつかこの島を訪れてみたいという思いが、さらに強まりました。

希少なルートでマカッサルへの到着

フライトが終盤に差し掛かると、飛行機はマカッサルへのアプローチに入ります。通常、マカッサル空港へのアプローチは南側から行われ、マカッサル市内の街並みを眺めながらの着陸となりますが、今回のフライトでは珍しく北側からのアプローチが選ばれました。このルートでは、パンケップの山々をはじめとする自然の美しい風景が広がり、普段とは異なる視点からマカッサルの魅力を感じることができました。

パンケップの山並みは、緑が豊かで雄大な自然が広がっており、その美しさは圧巻です。特に晴れ渡った青空とのコントラストは見事で、思わずカメラを手に取って写真を撮りたくなるほどでした。このエリアは、マカッサル近郊でも特に風光明媚な場所として知られており、こうして空から一望できるのは貴重な体験でした。

飛行機が高度を下げ、マカッサル空港に向けて着陸態勢に入ると、再び美しい景色が広がります。今回は珍しい北側からのアプローチで、通常のフライトでは見られないルートを通ることができました。天候も良好で、山々や海岸線の風景を存分に楽しみながらの着陸となり、旅の締めくくりとして最高の瞬間を味わうことができました。

無事に定刻通り、マカッサル空港に到着。今回のフライトは、空の旅ならではの贅沢な時間と、インドネシアの自然の美しさを堪能できた、まさに極上の体験となりました。今回の旅は、まさに心に残るものとなりました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。