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ギリ・トラワンガンからの出発!高速船の遅れと空港へのタイムリミットが迫る

ギリギリの脱出劇—果たして空港に間に合うのか?

ギリ・トラワンガンで過ごした夢のような時間もついに終わり、バリ島へ戻る日がやってきました。美しいビーチ、静かな島時間、そして非日常のリゾート生活を満喫し、名残惜しい気持ちでいっぱいですが、そろそろ出発しなければなりません。しかし、ここで問題発生!高速船が遅れているとの情報。 もし出発が送れると空港到着は飛行機出発ギリギリ!これは本当に間に合うのか?旅の終盤に訪れた最大の試練に、焦りが募ります。

夢の島との別れ、ギリ・トラワンガンを出発

ギリ・トラワンガンでの楽園のような滞在もついに終わりの時がやってきました。滞在していたThe Beach House Resortを12時にチェックアウトし、名残惜しさを感じながらも出発の準備を進めます。バリ・パダンバイ行きの高速船は14時30分発の予定。まだ少し時間があるため、最後のひとときを満喫しようと、高速船の桟橋近くにあるカフェで過ごすことにしました。

出発前のひととき—Hellocapitano Lifestyle Caféでカフェタイム

選んだのは、桟橋の目の前にあるHellocapitano Lifestyle Café。ナチュラルな木目調の内装が特徴の、落ち着いた雰囲気のカフェです。スタッフに案内され、2階のテラス席も勧められましたが、炎天下の暑さを避けるため、エアコンの効いた1階席で過ごすことにしました。

このカフェは、ギリ・トラワンガンの観光客や地元の人々に愛される人気のスポット。健康的なメニューやインドネシア料理が楽しめ、どの料理も写真映えすることでも知られています。

周りのお客さんがスムージーボウルを注文しているのを見て心惹かれましたが、カウンターで目に留まった濃厚なチョコレートケーキを選択。ロングコーヒーのアイスと炭酸水を組み合わせ、爽やかな味わいを楽しみます。冷たいコーヒーを一口飲みながら、目の前のビーチを眺めていると、「もう少しここにいたい」という気持ちが湧き上がってきました。しかし、そんな時間も長くは続きません。

乗船手続きと迫りくる不安

13時30分になり、いよいよ高速船のチェックイン開始。カフェの隣にあるSemaya Oneのオフィスで乗船札を受け取り、あとは船の到着を待つだけです。

桟橋の待合室には、ギリ・アイルやギリ・メノ行きの渡し船を待つ人々で賑わい、観光客のざわめきが心地よく響きます。しかし、昨年のピーク時と比べると、明らかに人が少なく、どこか落ち着いた雰囲気でした。

そんな中、ふと「桟橋利用料のチケット確認がある」ことを思い出しました。これを忘れると、乗船時に止められる可能性があります。慌ててチケットを購入し、再び待合室へ戻ります。

そして、ついにスタッフからのアナウンス。「本日の船は少し遅れております」時計を見ると、すでに14時30分を過ぎている。

迫りくるタイムリミット

ここで、改めてスケジュールを計算し直します。

飛行機の搭乗時間:20時ちょうど(19時半には空港到着したい)

パダンバイからングラライ空港までの移動時間:約2時間半

ギリ・トラワンガンからパダンバイまでの船の所要時間:約2時間(ロンボク経由)

つまり、船が15時発になってしまうと、パダンバイ到着が17時。そこから急いで移動しても、空港到着は19時30分頃。うまくいっての話なので、これは、かなり危険な状況。

「これはまずい……」と焦りが募ります。そもそも定刻通りの14時30分出発でもギリギリだったのに、船が遅れているとなるとさらに厳しくなる可能性が高い。もう一度時計を見ても、状況は変わりません。

桟橋の先を見つめながら「早く来てくれ……!」と祈るような気持ちになります。しかし、船の姿はまだ見えません。少しずつ緊張感が高まり、待合室にいる他の乗客たちもソワソワし始めました。

時間が刻一刻と過ぎていく中、ようやくSemaya Oneの船が見え始めました。

「間に合うのか?」

すでに汗がにじみ、緊張感が高まる中、ついに乗船の準備が整い始めました。果たして、このまま予定通りにパダンバイへ到着し、無事に空港へたどり着くことができるのでしょうか。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。