ロンボクからバリ島へ高速船での帰路!遅延での旅の楽しみ

Indonesia

ギリ・トラワンガン島からバリ島への帰路は、予定外のルート変更と遅延により、アイランドホッピングの旅となりました。高速船での激しい波や船内の様子、遅延の影響を乗り越え、無事にバリ島に到着。遅れたスケジュールを調整しながら、バリ島名物のバビグリンを堪能し、キンタマーニ高原への美しいドライブを楽しみました。予期せぬ出来事も含めたこの旅は、特別な思い出となりました。

激しい波と揺れの中の移動

高速船がロンボク島を出発し、バリ島パダンバイに向けての航行が始まりました。すでに予定の出発時間よりも2時間半遅れていましたが、遅れを取り戻すべく高速船のエンジンは全開となりました。

時速35km前後でロンボク海峡を進み、波を切り裂くように船は進みました。

ロンボク海峡は波が高く、時折大きな揺れが船内に伝わってきましたが、乗客たちはそれぞれの方法で船旅を楽しんでいました。特に2階の甲板にいた欧米人たちは、波しぶきがかかるのを楽しみにしており、びしょ濡れになりながらも笑顔を浮かべていました。

私は船内の席で揺れに耐えながら、船がバリ島へ向かうのをじっと待っていました。

船内は蒸し風呂状態で、エアコンが故障しているため、窓を開けているのが唯一の涼しさでしたが、窓を開けていると、波しぶきが船内に入ってくることがありましたが、これは旅の一部として楽しむことにしました。

ロンボク島からの2時間、ギリ・トラワンガン島からの2時間半の船旅の後、ようやくバリ島のパダンバイ港が見えてきました。

太陽が西に傾き、夕方の時間帯に差し掛かる中、午後4時30分、ようやくバリ島のパダンバイ港に到着しました。予定より3時間遅れの到着でしたが、無事にバリ島に戻れたことに安堵しました。すっかり夕方の時間帯となり、太陽は西に傾いていました。

バリ島到着と遅延の影響

船が港に着くと、すべての乗客が降りるまでじっと座席に座って待機しました。

焦ることなく、ゆっくりと下船することに決めていました。

桟橋に降り立つと、預けていた荷物はすでに陸揚げされており、スムーズに受け取ることができました。

到着が大幅に遅れたため、スケジュールに余裕を持っていなければ対応が難しかったことでしょう。今回の経験から、旅のスケジュールは詰め込みすぎず、余裕を持つことの重要性を改めて実感しました。

高原へのドライブ

桟橋ではタクシーの呼び込みが盛んに行われていましたが、友人の運転でキンタマーニのバトゥール湖へ向かう予定があったため、タクシーは利用しませんでした。キンタマーニ高原は、バリ島の中央部に位置し、美しいバトゥール湖と活火山であるバトゥール山が見どころです。今回の旅の最後を飾るにふさわしい場所で、自然の美しさと静けさを堪能することを楽しみにしていました。遅れた到着により、予定していた昼食が遅くなりましたが、ワルンでバリ島名物のバビグリンを楽しむことができました。

バビグリンは、香ばしい豚肉を中心とした料理で、地元の味を堪能するには最適です。バリ島滞在中に一度は食べたいと思っていたローカル料理を堪能し、美味しい料理でお腹を満たした後、再び旅を続ける準備が整いました。

次の目的地であるキンタマーニ高原を目指し、友人と共に再び旅を続けることとなりました。予期せぬ遅延にもかかわらず、楽しい思い出が増えたことで、この旅がさらに特別なものとなりました。

キンタマーニ高原への道中は、美しい景色と心地よい風を感じながらのドライブでした。山々や田園風景が広がり、自然の豊かさを感じることができます。友人と共に楽しい会話を交えながら、次第に標高が上がっていくにつれて、空気が一段と清々しく感じられました。

すっかり夜になってしまいましたが、キンタマーニ高原に到着し、バトゥール湖の美しい景色は明日の朝にお預けとなり、この場所での滞在は、旅の締めくくりにふさわしい、心安らぐひとときとなりました。

 

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