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GO TOトラベルキャンペーン東京除外を考える

昨日の東京感染者が286人となり、神奈川千葉埼玉大阪なども感染者が増大、各地でクラスターが発生し、1日の全国感染者が600人を超えました。

Don’t go to tokyo

国は、GO TOトラベルキャンペーンを6月22日からスタートする予定だが、東京都を外し、東京都民の旅行、東京都を目的とした宿泊は対象外となった。

抜け道も多く、神奈川県民が羽田空港を利用して全国に行くのは対象や、全国から千葉県の宿泊で東京に観光にいくのも対象となるらしい。

ディズニーに行く場合、東京の宿泊だとだめで、千葉県内の宿泊だと対象となる。国の税金1兆7000億を使って行う施策を東京だけ外すとなりと、不公平感がでて、今後論議を呼びそうです。

感染者増加を特に対策をすることなく、自主性に任せ、口頭での注意喚起しか行って来なかったので、感染者が増える一方で、全国に感染者が今後も増え続けるでしょう。

企業も東京でのテレワークの推進や、出張禁止等独自の防御策を始めるところが増えて来た。企業こそ、企業内で感染者がでたら、休業を余儀なくされるので、どうしても避けたいところでしょう。

ホテルやレストランなども感染対策をして対応しているが、今まで以上にコストもかかっており、なおかつお客も少ない状態なので、なかなか経済を元通りにする事は難しいでしょう。

「人の振り見て我が振り直せ」

GO TOキャンペーンへの風当たりが急に強くなってきました。

普通に考えれば、感染者数が急増しているときに、「どんどん旅行に行ってください」というメッセージは間違っていると思います。

行く側、受け入れる側ともに同じように考える人は多いだろうと思います。

政府としては、打撃の大きい観光業界への支援という意味と、今回の経済対策の目玉として当初から強くアピールしていたため、引くに引けなくなっているという感がありますが、

「感染は抑え込んだから大丈夫」とか、「旅行にこれだけの人が行きたいと思っている」、というメッセージを発しての強行突破は、現状を考えるとやや疑問符が付く感を受けます。

GO TO 手段が目的となった弊害

このGO TOも含め今回のコロナ対応は、「手段」が「目的」となっていて、全体というか現場を見ていないような気がしてしようがないのです。

いくつも失敗というか、実施するも中断、というものがありましたが、それぞれの「手段」がいつの間にか「目的」になったために見直しが効かなくなっていたのでは?と感じる部分があります。

あくまで「目的」を達成するための「手段」、と考えていたら、 もっとフレキシブルに対応できたのでは?と。「目的」の一貫性は大事ですが、「手段」にはフレキシブル性が必要かと。

今回も、経済を回復させるため、という目的(Goal)が、いつの間にかこのキャンペーン実施自体がGoalにてしまったのかな。。。とも。

サッカーでよく言われることは、シュートを打たないと点は取れない(Goal)。シュート(Goal)で終われ!だけどそのシュートに行くまでには、ディフェンダーからのロングパス、MFからのスルーパス、外からのセンタリング、中央でパスをつないで、等様々な 方法(手段)があり、相手や味方のポジションを見ながら随時選択します。これが中央でパスをつなぐ、がGoalになると、点は入らないでしょう、というのと同じかなと。。。

まとめ

観光業界(だけでなく)の打撃は本当に大変だと思われ、その復興を目的として、という対策はもちろん必要だと思いますが、その手段が全国的なGO TOキャンペーンなのか?は今一度考える必要があるように感じますね。

しかしながら、早く、きれいな景色を眺めてリラックスしたい、が本音ですね。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。