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【インドネシア渡航】スカルノハッタ空港からGRAB電気自動車に乗る!

スカルノハッタ空港からジャカルタ市内への移動は、タクシーが一般的となっていますが、前から気になっていたGRAB電気タクシーに乗ってみることにしました。乗り心地はどうなのでしょうかレポートしたいと思います。

空港タクシーの問題点

スカルノハッタ空港を出てジャカルタ市内のホテルなどに移動する場合、ターミナルの出口でブルーバードタクシーなどに乗って市内まで移動するのが普通です。荷物がたくさんあるので、どうしても乗り場が近くにあるタクシーを使用したいところですが問題も数多くあります。たまに大勢のタクシー利用客がいて、順番がなかなか回って来ない、ブルーバード以外のタクシーの呼び込みがうるさいなど嫌な事にも遭遇することが多くあります。

いざタクシーの乗っても空港利用手数料や高速道路利用料金(※Eマネーカードがあれば支払うことは可能です)など、メーターでの支払いプラスで支払う必要がありますし、しまいには、ちょっと遠回りされて料金が上がる事や領収書をちゃんと発行してくれない、お釣りをちゃんとくれないなど、毎回なにかしらのトラブルに巻き込まれます。特に外国人というだけでぼったくりの確率があがります。できれば、明朗会計のオンラインタクシーを使用したいところです。

乗り場がわかりにくいオンラインタクシー

インドネシアのオンラインタクシーとして大きく成長しているGRABタクシーですが、他のインドネシアの空港とは違いジャカルタ・スカルノハッタ空港でGRABタクシーを捕まえるのは、ちょっとコツがあります。ピックアップポイントまでターミナル外の駐車場まで歩いて移動する必要があります。荷物を持ちながら、ちょっと移動するのが面倒ということで空港から市内への移動については、普通のタクシーを使用してしまうのがほとんどです。

GRAB電気タクシー

そこで、GRABのアプリを使用して空港から市内に行くためには、GARB Electric Taxiはいかがでしょうか。ターミナル出口で、まぶしい位の緑の光を出している場所が、GRAB乗り場となります。乗り場の前に電気自動車があれば、すぐに乗車することが可能です。GRAB乗り場も国際線出口付近にありますので、タクシー乗り場よりも近い場所にあります。電気自動車に乗ってジャカルタ市内へと移動するなんて、今どきのエコを意識した感じがします。早速乗ってみたいと思います。

韓国車の電気自動車

GRAB電気自動車は、ヒュンダイ IONIQ Electricという車種のようです。電気自動車というとテスラや日産などが有名ですが、ヒュンダイでも電気自動車があるとは知りませんでした。外見はスポーティな感じでかっこ良い感じがします。11月にG20がインドネシアで開催されるのを受けて電気自動車を多く活用して世界に向けて発信していく感じが受け取れます。

乗車方法

GRAB乗り場にて、スタッフに乗車方法を聞いたら丁寧に教えてもらえました。

  1. 携帯電話のGRABアプリを開いて、GrabCar を選択します。その後、目的地と乗車地を入力した後、運賃が表示されるまで行います。通常のGRABを呼ぶ場合と同じやり方です。
  2. GrabCar Electricが表示されるので、選択して「ドライバーに接続」をクリックします。
  3. スタッフから、運転手のGrabNow コード聞いて入力した後に「OK」ボタンを押すだけです。

スタッフの話ですと、このGRAB電動タクシーは、スカルノハッタ空港のターミナル2と3のみでオーダーすることが可能だということです。

乗り心地は?

目的地設定が終了したので、ヒュンダイの電気自動車に乗り込むことにします。座席と運転手の間には、仕切りが設けれていて新型コロナウイルス感染防止対策がしっかりしています。

座席は広く、革張りのシートは高級車といった感じです。ブルーを基調したLED画面や、メーターまわりが電気自動車の様々な状態が表示されていて未来な感じを受けます。

電気自動車なので、エンジン音などはもちろんないのですが、走り出しはモーターがうなる感じで車を動かしていて、エンジン車との違いがありますが一旦走ってしまえばそんなに変わらなく、エンジン車よりもちょっと静かな感じで、走行しているタイヤの音の方が気になる感じです。

後で、ヒュンダイIONIQ Electric車の仕様を確認したところ、バッテリーの容量は38.3 kWh、1回の充電で航続距離は 約373 km走行できるそうです。モーター出力は136 ps 、トルクは295 Nm だそうです。50 kW の急速充電を使用すると、バッテリーは 57 分で 80% まで充電でき、100 kW の急速充電を使用するとわずか 54 分で充電時間を 80% に増やすことができるそうです。

価格は?

気になる電気自動車の価格ですが、今回スカルノハッタ空港から24Km離れたスリピ(Slipi)まで191,000ルピアでした。1Km当たり8,000ルピアの計算です。

ちなみに、

同じ24Kmを通常のGRABでお願いすると94,000ルピア、1Km当たり4,000ルピア、

ブルーバードタクシーだと初乗りが6,500ルピアで、1Km当たり4,000ルピアです。

ちなみにアルファードなどの高級タクシーのシルバーバードは、初乗り17,000ルピア、1Kmあたり7,000から8,000ルピア(車種によって若干違います)

今回のGRAB電気自動車はシルバーバードと同じ位の料金だと思って大丈夫です。

ちょっと値段は高めではありますが、インドネシアのタクシー料金は、日本に比べると激安なので問題ないレベルだと思います。

この値段で待たずに電気自動車に乗れるのは、インドネシアならではでしょう。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。