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ジャカルタの穴場空港!ハリム・ペルダナクスマ国際空港はコンパクトでかなり快適便利だった!

ジャカルタの空港といえば、日本直行便を始めとした国際線や、マカッサルからはスカルノハッタ空港発着しかないので、どうしても利用頻度は高くなります。しかし、東ジャカルタにあるハリム空港の存在は知っていても、利用する機会がなかった私が、今回バンドンからの帰りということで、思い切ってハリム空港からマカッサルまで戻ることにしました。ハリム-マカッサルの直行便は無いので、スラバヤ経由となります。たまにはちょっと変わったルートを利用するのも旅の醍醐味なので、初めてのハリム空港を堪能したいと思います。

ハリム空港に到着

タクシーで空港に到着すると、出発ターミナルの小ささに驚きます。地方空港でも最近は大きな空港が多い中、ハリム空港はかなりコンパクトです。到着してまず目に入るのは、こじんまりとした建物と少ない人影。これが、まさに「穴場」空港と呼ばれる理由でしょう。

チェックインカウンターにはシティリンクとバティックエアの2社が並んでおり、荷物はこちらで預けることができます。

カウンターでシティリンクの窓側の座席を指定しようとしましたが、ハリムからスラバヤ行きの便は窓側が満席で、通路側を指定することになりました。それでも、スラバヤからマカッサル行きの便では窓側を確保できたので一安心です。チェックイン手続きはスムーズで、スタッフも親切でした。

出発ターミナル

搭乗券を受け取り、荷物検査を通過して出発待合ターミナルに移動。驚くほど短い移動距離で、50メートルも歩かないうちに制限エリアに入ります。

出発口はいくつかに分かれていますが、ボーディングブリッジはなく、飛行機が目の前に見えるオープンな設計です。飛行機に歩いて搭乗するタイプで、飛行機好きにはたまらない光景が広がります。

待合ルームは広くはないですが、清潔感があり、椅子がずらりと並んでいます。出発便の乗客が多いため、大混雑でしたが、それでも不快な感じはしませんでした。

お店はカフェやお土産屋、トイレ、喫煙ルームなどが揃っており、必要最低限の設備が整っています。

ただし、ラウンジが見当たらず、少し困惑しました。スタッフに尋ねたところ、制限エリア外のチェックインカウンターの隣にラウンジがあると教えてもらいました。

サファイヤ・ラウンジ

一旦制限エリアを出てサファイヤ・ラウンジに向かうことにしました。コンパクトな空港なので、すぐに戻れ、再度荷物検査場の脇を通過してラウンジに到着しました。

プライオリティパスを利用してラウンジに入りましたが、ほぼ貸し切り状態で、非常に静かでした。

ラウンジ内は、まず落ち着いた照明とシンプルなインテリアが目を引きます。入口付近には受付カウンターがありスタッフが笑顔で迎えてくれます。ラウンジはそれほど広くありませんが、座席の配置が工夫されており、プライバシーが確保されています。一部の座席はプライベートジェットを利用する客専用の椅子で、特別感があります。

ラウンジの中央には軽食と飲み物が並ぶビュッフェカウンターがあります。

提供されている食事は、軽食が中心でミーゴレンや野菜などがありました。飲み物はコーヒー、紅茶、ソフトドリンクが用意されています。コーヒーマシンは使い方が簡単で、自分好みのコーヒーを淹れることができました。

座席はソファータイプのものが多く、どの席も電源コンセントが設置されており、モバイル機器の充電に便利です。また、無料のWi-Fiが利用できるため、待ち時間を利用して仕事をしたり、インターネットを楽しむことができます。

ラウンジ内はとても静かで、落ち着いた環境でリラックスすることができました。搭乗案内が流れるまでの時間を、コーヒーを飲みながら有意義に過ごすことができました。

搭乗の様子

スラバヤ行きのシティリンクの搭乗アナウンスが聞こえたため、ラウンジを出発し再度制限エリア内に入りました。

飛行機まで歩いて搭乗する際の開放感は格別で、ジャカルタの湿った温かい空気を感じながら搭乗しました。飛行機に近づくにつれ、エンジン音や滑走路の臨場感が高まり、旅の始まりを実感します。

搭乗口から飛行機まではほんの数分の距離で、まるでプライベートジェットのような感覚です。小さな空港の使い勝手の良さを改めて感じました。

まとめ

ハリム空港は、そのコンパクトさゆえに利用が非常にスムーズで、忙しい旅程でもストレスなく移動ができる空港です。ハリム空港の便利さと魅力を十分に堪能することができました。コンパクトで使い勝手の良いハリム空港、ぜひ皆さんも一度利用してみてはいかがでしょうか。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。