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【インドネシア渡航】マカッサルの焼き魚の食べ方!

マカッサル周辺は、魚の街として有名です。新鮮なおいしい魚を食べに遥々ジャカルタからマカッサルに食べに来る人も後を絶ちません。マカッサルで美味しい魚料理といえば、イカンバカール(焼き魚)です。街中にはイカンバカールの店がたくさんありますが、そんなマカッサルでも魚の美味しいお店「Ratu Gurih」を紹介しつつ、マカッサル流の魚の食べ方を教えちゃいます。

店先に焼き場がある

マカッサルの焼き魚の美味しいお店の見分け方は、お店の前に焼き場があること。お店の前で、煙を立てながら魚を焼いているお店は、まず間違いありません。揚げ魚や煮魚は店の中で調理も仕方ないところではありますが、焼き魚は店の前で焼いて欲しいところです。

店先で魚が選べる

店先にてショーケースのような氷の入ったクールBOXなどに、その日漁獲された新鮮な魚たちを自分の目で見て選びます。

なるべく目が透き通っていて、体全体が張りがあり、艶やかな魚を自分で選びます。いろいろおいしそうな魚がありますが、なるべく大き目の魚がおすすめです。焼いたときに身がふっくら仕上がります。大きい魚だと、半分焼いて、半分油で揚げてなど、焼き方を変えるのも良いです。頭の部分はスープにしてもらいましょう。こちらもなるべく大きい魚の頭ほど良い出汁が出ます。

なるべく大人数で行く

マカッサルの焼き魚は、大きい魚ほどおいしいのですが、1、2人だとまず食べきれません。焼き魚を食べに行く時は、最低5人、できれば10人位で食べに行くことをおすすめします。マカッサルの焼き魚は、みんなで取り分けて食べていくというスタイルが合っています。

前菜はオタオタ

焼き魚を待っている間は、前菜として出されるオタオタ(otak-otak)を注文しましょう。サバなどの魚のすり身をバナナ葉に包んで蒸し焼きにして提供されます。日本で言うかまぼこに似ていますが、断然マカッサルのオタオタは最高に美味しいです。魚臭さもなく、弾力のある触感は病みつきになりますが、この後美味しい焼き魚が来ますので、食べるのは2本までにしておきましょう。

ダブダブを味わう

マカッサルの特徴的なサンバルはダブダブ(dabu-dabu)です。細かくカットされた唐辛子に、薄切りトマトやエシャロットが入っていて、味付けはジェルックと言われる柑橘汁と塩と砂糖というシンプルな生サンバルです。これをたっぷりと焼き魚にかけると、魚の旨味が引き立ち、さわやかな辛味と酸味が口いっぱいに広がります。お店によってダブダブの味付けが異なるので、おいしいダブダブを見つけるのもありです。ラジャグリのダブダブは、トマトがシャキッとしていて絶品です。マカッサルのダブダブはとても辛いので、辛いのが苦手な場合は唐辛子を外すと辛さが減ります。

焼き魚

マカッサルの焼き魚は、新鮮なため余計な香辛料などつけないで、塩だけで焼いてもらうのが最高においしいです。表面がカリッと焼きあがり、中はふっくらとジューシーに仕上がっています。ダブダブなどのサンバルと一緒に食べると本当に美味しいです。半身はから揚げ粉をまぶしてもらい、高温の油で揚げてもらう揚げ魚もとても美味しいです。魚の種類はいろいろありますが、フエダイ系は身もあっさりして癖がないので焼き魚に最高です。

マカッサルの魚は美味しい

マカッサルの新鮮な魚料理を食べていると、幸せになります。調理の仕方によっていろいろな味付けも楽しめます。値段も驚くほど安く食べることができますので、みんな揃ってワイワイ魚料理で取り囲むと、みんなの喜ぶ姿を見ることができます。みんな魚が大好きなのですね。日本ですと、魚1尾を調理することはほとんど無くなってしまいましたが、骨付き魚を手でしゃぶりながら食べるという文化は、ずっと続いて欲しいと思います。

今回のお店はこちら

Ratu Gurih Seafood Market

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。