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ついに一般公開開始!インドネシア新首都ヌサンタラ(IKN)への訪問ができるらしい!

インドネシア政府が推進する新しい首都ヌサンタラ(IKN)の建設プロジェクトが、2024年9月16日からついに一般公開を迎えました。この未来志向の首都は、持続可能な都市計画と先端技術が融合した壮大なプロジェクトとして、国内外から注目されています。今回の公開では、建設中のエリアを見学し、インドネシアの新たな象徴ともいえるランドマークを間近で体験することができるそうです。

IKNの一般公開がスタート

インドネシアが新たに建設中の首都、ヌサンタラ(IKN)が、ついに一般に公開されました。2024年9月16日、東カリマンタン州に位置するヌサンタラの中心部であるガルーダ宮殿やセレモニープラザが、初めて一般市民にお披露目となり特別な瞬間を迎えました。この公開は、インドネシアの首都移転プロジェクトの一環で、現在も進行中の建設状況や未来都市としての姿を間近で見ることができる貴重な機会です。

ヌサンタラは、ジャカルタの人口過密や環境問題を解決するために設計された未来志向の首都であり、その計画には持続可能な都市開発や最先端の技術が組み込まれています。IKNの公開は、新しい首都がどのように機能し、どのように成長していくのかを体感できる重要な機会でもあります。見学時間は午前9時から午後5時まで(中央インドネシア時間)となっており、入場は無料ですが、事前登録が必要です。

訪問のための登録方法と手順

IKNへの訪問は、1日あたり300名に限定されており、事前登録が必須です。登録は、専用の「iKnow」アプリを通じて行うことができます。アプリはApp Store(iOS)およびGoogle Play(Android)でダウンロード可能です。このアプリを通じて、訪問日を予約し、受付番号を取得することで、訪問当日にスムーズに入場できるそうです。下記のリンクから直接ダウンロードできます。NIK番号やインドネシアの携帯番号、メールアドレス、パスワード設定などの入力をちょっと試してみましたが登録のところのIKNOW 登録 OTP コードの認識がうまくいっていない感じでした。

App Store(iOS)版iKnowアプリ https://ikn.go.id/IKNOW-IOS

Google Play(Android)版iKnowアプリ  https://ikn.go.id/IKNOW-ANDROID

訪問者はIKNの指定された集合場所に集まり、アプリの登録証明を提示します。ここで、訪問者は事前に取得した受付番号を使用してチェックインを行い、案内スタッフ(LO)が同行してくれます。これにより、訪問者は訪問プロセスが円滑に進むようサポートされます。集合後、電気バスでガルーダ宮殿やセレモニープラザに移動し、約10分で目的地に到着します。電気バスは15分おきに運行されているため、待ち時間も最小限で済みます。

公開エリアの見どころ

今回公開されているエリアには、ヌサンタラの象徴的な建築物や観光スポットが含まれています。まず訪れることができるのが、「セレモニープラザ」です。ここには、ミニ円形劇場やフォレストトレイル、リテールギャラリー、そしてビジターセンターがあり、観光客がヌサンタラの未来都市の構想をより深く理解できるように工夫されています。特に、ビジターセンターでは、IKNの建設過程や将来計画に関する展示が行われており、首都移転の背後にある思想や技術的な側面に触れることができます。

次に、セレモニープラザの西側に位置する「タマン クスマ バンサ公園」では、壮大なガルーダ宮殿や州宮殿、そしてセレモニープラザを遠くから一望できます。これらの建築物はインドネシアの文化的な象徴であり、建設中でありながらそのスケールの大きさに圧倒されます。ガルーダ宮殿は特に注目の的で、伝統的なインドネシア文化とモダンな建築が融合したデザインが特徴です。訪問者はこれらのランドマークを見学しながら、都市計画の最前線を体感することができます。

IKNが観光地としての可能性を拡大

IKNの一般公開が始まってから、すでに多くの関心を集めており、初日の時点で3,000〜4,000人がiKnowアプリを通じて登録しているそうです。観光客や地元住民の間でも高い人気を誇り、今後も訪問者が増加することが予想されます。IKNはその革新的な都市デザインと自然環境の融合によって、持続可能な未来都市として注目されています。今後、IKNは観光地としての地位を確立し、国際的な注目を集めることが期待されています。

まとめ

ヌサンタラの一般公開は、インドネシアの未来都市計画を実際に目にする貴重な機会です。まだ建設段階にあるため、見学には制限がありますが、その壮大なスケールと革新的な都市デザインは訪問者に大きな印象を残すでしょう。今後もIKNの発展とともに、観光地としての注目度が高まることが予想されます。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。