【インドネシア】7月の外国人入国者数、国内移動も低迷!
インドネシア中央統計局は7月の外国人入国者数を発表しましたが、14万人を下回り依然として低迷しています。また7月から開始となった活動制限によって国内航空移動の人数も大幅に減少したことが判明しました。
7月入国者数低迷
2021年7月のインドネシア入国者数は138,967人となりました。前年度7月は155,742人でしたので10.77%減少となりました。インドネシア政府は7月6日から外国人のインドネシア入国の際の新規査証の発行停止や一時滞在査証を持っていても入国の際にワクチン接種を義務付けしているなどの規制強化の影響がでています。
7月の入国者数のほとんどは東ティモールからになり、76,760人で総数の55%にあたります。次はマレーシアで45,000人となっていてインドネシアと接している隣国からの入国となっています。
2021年7月単月入国者数
- 東ティモール 76,760人
- マレーシア 45,000人
- 中国 3,150人
- 米国 2,560人
- パプアニューギニア 2,190人
2021年7月までの累計入国者
2021年1月から7月までの累計入国者数は937,747人となり、前年度の3,281,542人と比べ71.42%減少となります。
2021年1月から7月までの入国者数
- 東ティモール 483,920人
- マレーシア 292,650人
- 中国 37,630人
- パプアニューギニア 16,560人
- シンガポール 14,130人
国内航空機移動人数
7月の国内航空輸送人数は、99万5千人となり、6月の352万人から71.7%減少したそうです。
2021年1月から7月にかけて、国内航空輸送の乗客数は1,660万人となり、前年の1,970万人から15.4%減少ました。
7月のデルタ株による感染爆発により、活動制限(PPKM)が発動され、外国人入国者だけでなく、国内の人々の移動が制限され航空移動もかなり減少したことが数字で明らかになりました。
ワクチン接種で自由な移動はいつ頃か
各国ではワクチン接種者にワクチンパスポートを発行し、自由な移動ができるような動きが活発になってきています。ワクチン接種していれば隔離期間が免除になるなどの措置がでれば、人々の動きは活発化することが予想できます。
とにかく、ワクチン接種を進めてもらいインドネシアに自由に行けるようになる、開国を早期に希望したいですね。
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