ジャカルタからJAL726便で成田空港に定刻に到着しました。本日は飛行機降機から入国、政府指定隔離ホテルまでの流れをお伝えします。
これから帰国される方も参考になるのではと思います。
成田空港第二ビルの73番スポットに到着しました。まず、成田で乗り継ぎする方3名が先に出発していきます。
その後すぐに全員が呼ばれ、降機を案内されました。朝早い到着なので、空港ビルもひっそりしています。飛行機を降りたあとの出口で全員降りるまで待ちます。
15名が揃ったところで、空港係員を先頭で並んで移動開始です。
本館65番スポットまで歩き本館に接続しているJALグランドサービスビルが最初の受付となっています。
まずに、インドネシアの場合政府指定の隔離ホテルに入居する必要がありますので、検疫所宿泊施設登録票が渡されます。
氏名、生年月日、国籍、パスポート番号、緊急連絡先、食事のアレルギーについて記入します。
次にアプリ確認チェックリストを渡されます。こちらは自分では記入せずに係員が後程チェックを入れていくようです。
次に、機内で配られた誓約書の確認とPCR検査の紙を提出します。
誓約書には、違反した場合は名前の公表等があるなど厳しい内容が記入されています。
入国後14日間は、下記内容を誓約する必要があります。
等々が記載されています。
なお、アプリをインストールできない携帯電話の場合は検疫所内のエリアでレンタルする事が求められます。
誓約書には、氏名、年齢、国籍、滞在国、住所、パスポート番号、携帯電話番号、メールアドレス、緊急連絡先等を記入します。
誓約書内に健康チェック表が入っているため、発熱や咳などの症状があるかどうかのチェックをします。
受付で、インドネシアから来た確認と、インドネシアより前の滞在を確認されます。その後、インドネシアで受診したPCR検査の内容を確認され問題なければ、「証明書あり」の印鑑が押されます。
なぜか、タバコを吸っているかどうか確認され、吸っていませんと答えます。
指定したメールアドレスがきちんと届くかどうかの確認があります。厚生労働省から健康状態確認のお願いというメールが毎日届くようになります。
全てのチェックが終了すると、次は唾液のPCR検査となります。
検査前30分前の飲食禁止とあります。飛行機を降りてから何も食べていないので、問題ありません。試験管と漏斗を渡され唾液を指定された線まで入れます。
最近何回も検査を受けて分かったのですが、短時間で何回も唾液を入れると泡ばかりになってしまいますので、口の中で唾液をゆっくりためて1回で試験管に入れると一発で指定量まで到達します。
今回も一発でうまく行きました。
次は、携帯にアプリを入れていきます。渡航前に事前に入れておくと、スムーズにアプリ導入が行われます。
ひとつずつ丁寧にスタッフから教えてもらえますので、設定が苦手な方も大丈夫ですが、人によっては大分時間がかかる人もいるようです。
アプリの設定がすべて完了したかを、チェックリストに記入していきます。
7月17日現在では、Overseas Entrance Locator(OEL)のインストールはいらなくなったようです。My SOSで現在位置情報が報告できるようになりました!
質問票WEBに内容を登録して、QRコードを作成します。事前に入力しておいて作成されたQRコードをスクリーンショットしておくと、スムーズです。時間もあるので、その場で入力しても問題ありません。質問票WEBの読み込みが非常に遅いので注意が必要です。
事前に入力する方は、こちらからどうぞ。
https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/
QRコードを機械に読み取り、座席が指定された場所でPCR検査結果が出るまで待機となります。
時間は9時20分。待機所で1時間待ってようやく結果発表です。
飛行機が到着してから、書類チェック、PCR検査、アプリチェック等を行いちょうど2時間かかりました。
検査結果通知場所に案内され、検疫から「陰性」の結果を告げられました。陰性の印鑑が押された紙を持って、ようやく入国となります。
到着便を見ても我々のジャカルタ便だけが掲示されています。特殊な事情がわかりますね。
荷物を受け取って税関を抜ければ日本です。やっと帰ってきました。
ほっとしたのもつかの間、ここから10日間の隔離生活の開始です。
次回は、成田空港から隔離ホテルまでの様子をお伝えします。