ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港から入国しました。入国手続きが複雑となっていますので、飛行機到着から隔離ホテルに入るまでの手続き関係の詳細をお伝えしたいと思います。隔離ホテルまで長時間待機覚悟が必要ですので、これからインドネシアに来訪予定の方はぜひ参考にしていただければと思います。
ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港到着から隔離ホテル到着まで時系列でお伝えします。
JAL725便 ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港着。
到着ロビーへと移動。
パスポートと搭乗券を提示して、QRコードが発行され渡されます。
QRコードとPCR検査陰性証明書、ワクチン接種証明書を提示します。小さいバーコードが発行され、PCR検査場に案内されます。
バーコード付きのQRコード、隔離ホテルが発行されたQRコードを渡し係員がタブレットに記入、電話番号の入力を求められます。
鼻と口から粘液を採取されます。
前便が到着していて外国人入国レーンに30名ほど並んだので20分程順番待ち。パスポートとビザ(シングルB211A)、E-チケット、QRコードを提示。
パスポートに滞在許可のシールが貼られます。
飛行機内で配られた税関申告書を提出。(前もって機内で記入しておくことをお勧めします)
空港内でPCR検査結果が出るまで待機するように言われます。
ホテル係員からPCR結果判明まで2時間こちらで待つように指示される。
18時55分 同じ便の日本人がAYANAホテルに案内される。オーチャードホテルの係員が見当たらない。
オーチャードホテルの係員を見つけ、PCR検査結果はまだかと尋ねたところ、スマホでパスポート番号を入れると検査結果が出ていると判明。パスポートとQRコードの紙を渡して、PCR陰性証明書の印刷をしてもらう。
オーチャードホテルに隔離する4名の乗客が集合して、ようたく空港から出る。出口で空港係員に陰性証明書をスキャンする。
再度、空港係員の確認。ようやくホテル行きのタクシー乗り場に到着。
ホテル係員がタクシー用紙に記入。ブルーバードタクシーが手配した個人タクシー(GRABのような)の順番待ちをする。
自分の番のタクシーが来る。荷物を載せたところで、ホテルスタッフがタクシーのナンバープレートの写真を撮影する。
北ジャカルタのオーチャード・ジャヤカルタに到着
パスポートは空港でホテルスタッフに渡してしまっているので、査証のコピーと日本で受診したPCR陰性証明書をコピー。腕に、名前付きの腕章を取り付けます。
隔離ホテルの注意事項の紙と、部屋の鍵カードをもらう。
隔離部屋に到着
空港に到着してから5時間掛かりようやく部屋にたどり着きました。
ナシゴレンが到着。この時間に食べる気も失せたので食べずにそのまま就寝。
今回の大きな変更点は、空港でPCR検査を実施し検査結果が出るまで隔離ホテルまで移動できない事です。
10月初旬に帰国した人の情報ですと空港でPCR検査を実施隔離ホテルで検査結果が判る仕組みであったのですが、今回からホテルに行く前にスクリーニングを行い、陰性を確認しないと隔離ホテルに移動できない仕組みに変わりました。
18時55分時点で多くの日本人が隔離ホテルで利用するAYANAホテル組が空港から出ていきました。実は、この時PCR検査結果が出ていたのです。後で判ったのですが、空港のPCR検査結果判明の時間が18時26分と刻印されています。つまり、1時間半後には結果判明している事になりますので、隔離ホテルスタッフに早く陰性証明書を印刷してくるように頼めばもっと早く隔離ホテルに到着できた可能性があるのです。
これからジャカルタに来る方は、PCR検査の1時間30分後に陰性証明書が発行されたかどうかを確認した方良いと思います。
5つ星ホテルですと複数のホテルスタッフが待機していて大人数を捌いていますが、今回予約したオーチャードホテルは1人のスタッフが乗客を案内しているため、不在の時間が多かったと思います。陰性証明書を印刷してくるのはホテルスタッフが行うので、時間が来たら早めに接触し印刷を促すことが必要です。
スカルノハッタ空港のPCR検査結果を待つロビーは、トイレが近くにありません。家族や仲間がいる場合は、荷物見張り番としてお願いできますが、1人の場合は荷物が心配ですので、前もってトイレを済ます事をお勧めします。
空港到着から隔離ホテルまで5時間を費やしてしまい、心も体も疲れきってしまいましたが、空港での待機時間を短くなるように行動する事が大事とわかりました。
ちなみに事前に「e-HAC」の入力をしておきましたが、今回の入国では使用しませんでした。
新型コロナウイルス・ワクチン接種証明書をアプリ「PeduliLindungi」も使用せずに隔離ホテルまで到着できましたので、お知らせしておきます。
インドネシアの場当たり的なやり方に毎度翻弄されていますが、体験してみなければわからないことも多いので、これからインドネシアに入国する予定がある方は参考にしていただき、事前準備しておくとイライラせずに済むと思います。