アイルランガ新型コロナウイルス対策・国家経済回復委員会委員長は、国内の新型コロナウイルス感染増加傾向が十分抑制されていないとして、1月25日までの実施を予定しているジャワ島とバリにおける活動制限及び外国人の入国一時停止措置を2月8日まで2週間延長すると発表しました。
インドネシアでは、今年に入ってから1日の感染者が1万人を超えることが多くなり、日々増加を続けています。このペースですと1月末には、感染者数が百万人を超えるのは間違いない状態です。東南アジアでは、最悪の感染者数で、東南アジアの他国と比べてもダントツの多さです。
インドネシア国内では、ジャワ島及びバリにおける活動制限が続いていて、1月26日から2月8日までは、現在午後7時までに制限されているショッピング・モールの営業時間や飲食店での店内飲食時間を午後8時までに変更するそうですが、効果は限定的なのでしょう。
日本でも、同様に午後8時以降の外食自粛等をしていますが、2月7日までの緊急事態宣言も1ヶ月延長するような話もでてきています。
ヨーロッパや中国の様な、大規模なロックダウンを実施できない、日本やインドネシアでは、いくら政府が言い続けても、人々の行動変容を変えることは難しく、感染収束には効果があまり見えてきません。
コロナが騒ぎ出してから1年近く経ちましたが、世界感染者が1月末には1億人を突破しそうです。これほど、感染症が世界を一変させてしまう威力に圧倒してしまいます。
入国制限や、入国一時停止措置なども、延長がずっと続いているため、新しい事業をする上でも支障が出始めています。一気に収束する気配はいまだありませんが、やはりワクチン接種が、コロナ克服の切り札になるのでしょうか。早く収束を願いたいものです。