インドネシアでもコミュニケーションツールとしてSNSは欠かせないものがあり、特にWhatsApp(通称WA)が絶大な人気で、インドネシア人は誰でもWAを通じてコミュニケーションできます。
友達追加という概念ありません。
もちろんテキストだけでなく、インターネット電話やテレビ電話もインターネット環境ある場所では世界中無料です。
今まで送れなかったことはありません。
これは便利です。スマホだと打ちにくい文字や翻訳しながら送信するなど簡単にチャットができます。
インドネシア人はパソコンのメールを見ないし返信しないです。ですが、スマホはいつでも持っているので返信が早いです。
ファイルも画像も全部WAに送ります。
もちろん大事な資料はメールで送りますが、メール送ったよ!とWAします。
エンドツーエンド暗号化という機能があるので、安心。
つながっているのを可視化できるので、送りたい人に伝わるのが早いです。また、入力中もわかる機能がついています。
インドネシア人にはスタンプはいりません。その前になんらかしらの反応が来ます。
スタッフの一人ですが、内容は「元気ですか?私は元気。インドネシアに来たら連絡して。また会いましょう」という簡単なものですが、うれしいものです(もちろん、離れていても気軽に連絡を取れる環境になったことも非常に大きいのですが。)
なんだか、とても温かい気持ちになったのですが、
そこで思い出したのがNHKドラマの「路」(台湾新幹線建設に関するドラマ)で、プロジェクト終了し帰国辞令を受け取った際、主役の波留さんが台湾に残りたいと答え、
その理由が「私は台湾にきて、台湾や台湾の人に救われた」という言葉です。
私の場合は、「インドネシアにきて、インドネシアとインドネシアの人に救われた」ということになると思いますが、実際のところ、必ずしもいいことばかりではなかったものの、日本では忘れかけている
「やさしさ、温かさ、純朴さ、人とのつながりの深さ」といったことを強く現地で感じています。皆さんにもきっと海外、国内に限らず、こういった人のやさしさなどに触れた忘れられない記憶がおありではないでしょうか?
今回のコロナで、必然的にオンラインを通じてのコンタクトが増えてきていますが、こういうリアルな体験もやはり大切だな、と改めて感じました。