【インドネシア】感染者が増加傾向!隔離期間延長か?
2021 年 6 月 9 日の発表で、新型コロナ感染陽性患者は 7,725 人増加しました。 レバラン以降感染者が少しずつ増加する傾向が続いています。
インドネシア政府は、感染症対策として、一部の国からの渡航者に対して、政府指定ホテルにて現状5日間と設定している隔離を、14日間に延長することを検討しています。具体的な時期や国名は明らかになっていませんが、ちょっと心配の要素が加わりました。
インドネシア感染状況
6月9日時点で感染者数
- 新規感染者数 7,725人
- 合計感染者数 1,877,050人
- 回復者数 1,723,253 人
- 死亡者数 52,162 人
ジャカルタ街中の様子
PSBB(大規模社会行動規制)が緩和され、移動が活発になってきているようです。朝の通勤時間帯には、渋滞も起きているようですので、感染状況悪化と逆行して人の流れが活発化しています。
商業施設は多くのショッピングセンターで、入場制限が設けられていますが、週末はかなり混雑しています。
オフィスでは、在宅勤務の義務は解除されました。企業によってはシフト制で在宅、または引き続き在宅勤務を行っているようです。
入国後隔離期間の延長?
インドネシア政府は新型コロナウイルス感染症対策として、一部の国からの渡航者に対する隔離義務期間を、現行の5日間から14日間に延長することを検討しているそうです。アジアの一部などで新型コロナの変異種感染で再び拡大していることから水際対策を強化するとの計画です。
現在、海外からインドネシアに入国する外国人は指定ホテルで自主負担による5日間の隔離が義務付けられています。いつから14日間になるのか具体的な時期や国名などは明らかになっていませんが、インドネシア政府は、突然明日から規制が変わることもありますので、万が一、日本からの渡航者の隔離期間が延長になった場合に備えて情報収集が大事になってきています。
インドネシアの感染状況が改善しない
インドネシアではワクチン接種も盛んに行われていますが、今のところ目に見えた感染状況が減少するような兆しは見えてきません。
7月には、ワクチン1日100万人接種に向け、インドネシア政府も動いているところですので、夏以降に関しては、集団免疫で減少する可能性もでてきました。
隔離のない海外渡航ができるのは、いつになるのでしょうか。