海外出張中にケガや病気になったり、手荷物の損傷や盗難など、海外でトラブルが起きる可能性があります。また、海外各地でコロナ感染拡大していて、一番感染リスクが高い状況の中現地に出張するには、現地でコロナ感染した場合のリスクも考えなければなりません。そのような世界が変わりゆく状況の中で、今回出張する際に、調査したおすすめする保険会社もご紹介します。
ジェイアイ傷害火災による調査によりますと、海外旅行中に海外旅行保険で補償できるトラブルにあう確率は3.7%となっていました。
例えば、100名の社員旅行であれば、参加者の内、約3名の方が何かしらの事故やトラブルに遭っている計算となります。
このような背景から、外務省ホームページ内でも海外旅行保険への加入を勧めているのが現状です。
日本国民1人あたりが交通事故にあう確率は約0.3%前後 とされていること比較しますと、海外旅行中に何らかの事故やトラブルに巻き込まれる確率は、日本国内で交通事故にあう確率の約10倍といえます。
海外旅行中のトラブル遭遇率をわずか3.7%と考えるか、それとも日本国内での交通事故にあう確率よりも約10倍と考えるかにより、海外旅行保険の必要性に対する捉え方も変わってくるのではないでしょうか。
特に海外でのトラブルで多いのが、
1位 治療・救援費用 (46.4%)
2位 携行品損害 (26.9%)
3位 旅行事故緊急費用(23.0%)
2018年ジェイアイ傷害火災調べ
主に1位の治療・救援費用に関しては、ケガや病気による治療費用はもちろんのこと、緊急車の交通費や、入院した際に家族が現地にかけつける場合の渡航費用、また本人を日本や第三国まで医療運送する際にかかる費用などが含まれます。
また、注意したいのが、海外では日本に比べて、ケガや病気の治療費が高額になりがちで、1か月以上の入院を含む治療ですと、医療費が1000万円を超えるケースもあるそうです。
特にアジアでは、衛生状況が良くないことや、気候の違いから体調を崩す場合が多いようです。
今回下記の条件で、インターネットで加入できる各社保険料を調査しました。(2020年11月29日 検索結果)
期間 14日間 渡航先 アジア(インドネシア) 人数 1名 目的 商用(ビジネス) 条件は 傷害保障 1000万円 傷害後後遺傷害 1000万円 疾病死亡 1000万円 治療・救援費用 1000万円 個人賠償責任 1億円 携行品損害 30万円 その他細かい範囲は除きます。
結果 1位 エイチ・エス損保 ネット海外旅行保険 たびとも 4680円 2位 三井住友海上 「ネットde保険@とらべる」6310円 2位 あいおいニッセイ同和損保 「eとらべる」6310円 3位 損保ジャパン 新・海外旅行保険off!(オフ) 6480円 4位 チャブ保険 海外旅行保険 7110円 5位 ジェイアイ損害火災 t@bihoたびほ 8500円 6位 ソニー損保 ソニー損保の海外旅行保険 8760円 7位 東京海上日動 海外旅行保険 10590円 番外 au損保 4487円(auだけ治療・救援費用1500万、傷害疾病死亡傷害後後遺症が500万円)
価格.COMで表示されている価格よりも各社値上しているようです。
今回は、会社からも推奨されているエイチ・エス損保で加入しました。
現地で万が一コロナ感染が起きたときも、補償の対象になるのは安心です。
条件は、行き先、日数等の条件によって値段が変わりますので色々試してみてください。
数千円の支払いで安心して海外出張できるのであれば、安いものです。