日本政府は、本日1月29日から海外からの入国する際の水際対策において、自宅や宿泊施設での10日間の待機から7日間に短縮となりました。オミクロン株流行国が対象ということで、現時点では全世界となるようです。こちらの措置は、すでに入国して待機中の方も対象となります。
現時点でインドネシアに渡航する場合は、インドネシア側で7日間のホテル隔離が必要となっています。今回日本帰国時の待機期間が7日間となり、いまのところ自主隔離で自宅などでの待機が求められていますが、合わせて14日間となりました。
隔離や待機期間が短縮となったことは歓迎すべきところですが、いまだにインドネシアと日本を頻繁に往復したいと思っているので渡航ハードルが高いと言えます。また、バリ島観光に行きたいと思っても隔離待機期間が14日となると1ヶ月以上の長期休暇を取得しないといけなく現実は難しそうです。
日本政府はオミクロン株の水際対策で、外国人の新規入国を2月末まで原則停止しているので、留学生や研修生が日本に入国できずに待っている人が15万人ほどいるとのことです。この入国制限が国際社会との関係悪化で、日本の国益を損なっているとの指摘もあり、入国制限を緩和すべきと署名活動も行われています。
日本での新型コロナ感染者が急増している中、同時に経済活動をも回していく必要があります。海外では待機期間は5日間のところも多く、日本の水際対策も適正な隔離期間の見直しが必要な時期となったようです。
インドネシアと日本の間で仕事をしていると、往来は必須となりビジネスが成り立たない事態となってきています。ワクチン証明や検査キットを利用して水際対策がもっと簡単に済むようになり、一刻も早く世界で存在している各国の鎖国状態を改善して欲しいですね。インドネシアに隔離なしで訪問できるのはいつになるのでしょうか?期待して待ってみたいと思います。