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【インドネシア】日本への入国の際、3日間強制ホテル隔離へ

インドネシアから日本に帰国する際2月13日以降到着する入国者は検疫所が確保する指定宿泊施設での3日間の強制ホテル隔離が実施されることになりました。バリ島などインドネシアの観光が再開となったばかりで日本の水際対策が再度強化されてしまった格好になってしまいました。

3日間のホテル隔離再開

日本政府は、2月13日午前0時(日本時間)からインドネシアからの入国者に対して、検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機を求める発表がありました。インドネシアで「オミクロン株」の感染拡大を受けて水際対策が強化された形となりました。

隔離施設滞在3日目にPCR検査で陰性が確認できると、自宅などで残り4日間(合計7日間)待機となります。

インドネシアは先週から感染者が4万人から5万人に達し感染が再拡大している状態です。

ただ昨年夏のデルタ株よりも重症化率が少なく病床使用率も余裕があるようで、現地では慌てている感じではありません。

観光に水を差す形に

2月から成田空港発バリ島行きのガルーダ・インドネシア航空が週1便ですが就航するようになり、ジャカルタ・スカルノハッタ空港への観光ビザでの入国も開始されインドネシアの水際対策も緩和しつつあるなか、日本への帰国での3日間のホテル隔離はそういった観光目的の人たちにインドネシアに訪問するのをためらう結果となりそうです。

日本政府も3月から外国人のビジネス関係者や留学生などを対象に入国制限を緩和するように調整に入ったばかりの時に、インドネシアがこのような水際を強化する形となったのは残念です。現在、日本人の場合はホテル隔離費用が無料となっていますが、3月から予定通り緩和された場合インドネシアからの留学生にも3日間のホテル隔離費用を日本政府が負担するのか不明です。

現在インドネシアで隔離中

先週末にジャカルタに到着して、現在ジャカルタの隔離ホテルにて4泊5日間の隔離中ですが果たしてこの隔離自体が必要なのか、疑問に思えていきます。入国時は定期的にPCR検査や抗原検査を受けていき陰性を確認しつつ、自主的にホテルなどで隔離するなどしていかないと、ビジネスでも旅行でも海外へ行く意欲が無くなっていく感じがします。

各国の事情も色々あるようですが、隔離のない自由な入出国ができるように早くなって欲しいですね。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。