Categories: Travel

【メキシコ空港での時間のつぶし方】カプセルホテルで仮眠

メキシコシティ空港は日本式カプセルホテルがある

ほとんどの皆さんが日本帰国で利用するだろうメキシコ発成田行ANA NH179便は、翌日早朝AM2:00発です。
今回渡航ではメキシコシティ空港に夕方18:00到着しました。出発まで8時間近くもあるのですが、メキシコシティ散策はコロナ蔓延の恐れもあるしウロウロできません。
こんな時間まで、どうやって時間つぶすの?と思いますよね。ANAのチェックインカウンターは早くからはオープンしていないし。
そんな時「海外の空港にも手軽なカプセルホテルがあればいいな」なんて感じたことのありますよね。
なんとメキシコシティ空港には、日本式カプセルホテルがあるのです。
トランジット前にちょっと仮眠したい。深夜や早朝便の前にシャワーを浴びたい。大きな荷物預けたい・・・などの要望にぴったりの場所です。

カプセルホテルは、終電を逃したサラリーマンが予約なしで安く泊まれるホテルとして主に男性が利用するものとして大阪で生まれました。現在は、女性専用フロアや豊富なアメニティなど、大浴場やサウナ、喫茶スペースなども完備している所もありおしゃれな館内や清潔感溢れる快適な設備を備えた施設が多く、女性でも利用しやすいと人気を集めています。

メキシコのカプセルホテル「izzzleep」

2017年6月、メキシコシティ国際空港ターミナル1に誕生したのが「izzzleep」です。元々、空港内の掲示板設置を請け負う会社でしたが、掲示板設置作業を夜中に行うので作業の前に仮眠をとりたいという思いで作ったのがきっかけだそうです。

Izzzleepの場所は国際線ターミナル1の駐車場から直結した部分にありますので、ちょっとわかりにくいかもしれません。


まず料金や注意事項の説明を受けてチェックインをすると、カードキーと靴下、耳栓が渡されます。カードキーはロッカーと入口のドア、部屋の鍵となります。高速Wifiも完備されているので、安心です。

2時間から利用可能で、着替えやシャワー、仮眠が取れます。またホテル内には大型の個人用ロッカーが完備されているので、荷物置きとしても重宝します。
18時時点で、仮眠だと21時までしか受付しておらず、宿泊対応ですと24時まで可能との事。21時でもまだチェックインが始まっていないので、宿泊料金を支払って24時チェックアウトとしました。もし寝てしまっても、起こしに来てくれるそうです。

いよいよドアを開けると、中は人数分のロッカーと、洗面所、トイレ、シャワーがあります。定期的に清掃も入っているので、気持ちよく利用できます。

ロッカーは大型のスーツケース1個分のスペースがあります。もしスーツケース2個の場合は1個フロントで預かってもらえます。海外の空港ではチェックインまで荷物をどうするか、いつも悩みます。日本の様にコインロッカーは海外では殆ど見かけません。空港で荷物を持ったまま、うろうろするのも防犯上よくありません。こんな時でも、荷物ロッカーがあるのは非常に重宝します。

個別のロッカーにはタオルが入っており、シャワーでさっぱりして着替えをしましょう。1日活動した後で、夜便の飛行機乗る場合は、着替えもしたいし、さっぱりしたいですよね。ラウンジ内にもシャワーがあるところが多いですが、なんか落ち着かない感じで、たまに清掃が行き届いていない場合もあり、使いづらいです。ちなみに、ロッカーは男女共用スペースなので、そこで着替えをしないようにしましょう。

さらに奥のドアを開けると未来的な青い光を放ったカプセルが40個上下に並んでいます。デザインは先進的ですが、ちょっと演出しすぎではないかと思いながら、カプセルのドアを開けます。日本との違いは、各カプセルのドアがしっかり鍵で閉まるところでしょう。日本のカプセルは法律上カーテンで切られているのですが、メキシコでは鍵閉めがOKなのでしょう。ちゃんと、カプセルの中には消化器も設置されていました。ちなみに、鍵がかかるので、カプセルは男女別とはなっておりません。シャワーとトイレに関しては女性専用もいくつか準備されていました。

室内には薄型のTV、セーフティーボックス、USB端子、ヘッドフォンが備え付けられています。マットレスは形状記憶マットレスで身体にほどよくフィットして居心地が良いです。

カプセルホテル内では飲食禁止ですが、ホテルすぐ近くに空港内フードコートやコンビニがありますので問題ありません。

横になっているだけでも、疲れが取れます。ちょっと外の音が気になりますが、Wifiがあるので、ネットを見たりしているうちにうとうとと寝てしまいました。

24時前に起きて、チェックアウトしましたが、快適な空間でした。海外ではまず安心できる場所を確保する事が大事です。空港で変なトラブルにも遭いたくないですからね。時間つぶしにも良いし、日本式のカプセルホテルが、世界中の空港にあれば便利だろうなと思います。

メキシコシティ空港内にはこのカプセルホテルのほかにターミナル1にヒルトンホテル、ターミナル1直結でマリオットホテル、カミノレアルアエロプロトというメキシコの高級ホテルがありますが、いずれも一泊1万円以上します。お財布にもやさしく、ゆっくり仮眠程度であれば、利用価値ありと思います。ちなみに、izzzleepはターミナル2にもありますので、アエロメヒコを使う際も利用可能です。

izzzleep
宿泊:870ペソ(約4,400円)
仮眠:1時間170ペソ(約860円)。最低2時間からの利用。
シャワー利用のみ:160ペソ(約800円)
HP:http://izzzleep.com/

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。