スペインへの長旅の前に、ジャカルタ・スカルノハッタ空港近くのホテルで一泊し、準備を整えます。今回は、ジャカルタ滞在の様子をお伝えします。
マカッサルからスペインまでの長距離移動ですが、まずはジャカルタで一息つくことにしました。ジャカルタからの国際線は朝9時出発で、3時間前のチェックインが必要なため、朝6時頃には空港に到着していなくてはなりません。その時間にジャカルタに向かうフライトがないため、空港近くで一泊する必要がありました。そこで、昼便のシティリンクQG213便を選びました。この便は13時25分に出発し、14時35分にジャカルタに到着します。少し遅れても問題なく、翌朝6時過ぎに空港に到着できる計画を立てました。そして、シティリンクに乗り込み、移動を開始しました。
定刻よりも30分遅れでマカッサルを出発し、青空の下でマカッサル空港を離陸しました。
街を抜け、眼下に広がるサンゴ礁の海ともしばらくお別れです。
乾季真っ只中で、雲もほとんどなく、揺れもなく快適な移動でした。
機内販売の時間が来ると、スペイン渡航気分を高揚させるためにコーヒーを頼みました。インスタントコーヒーでしたが、素晴らしい景色を見ながら移動できることに感慨深く思いました。
フライトは順調で、2時間ほどでジャカルタ付近に到着しました。通常、上空からのジャカルタの景色はPM2.5に覆われて霞んでいますが、今回は透き通った青空が広がっていました。
ジャカルタの街を見ながら、スカルノハッタ空港に着陸しました。機内から外に出ると、いつもの景色が広がっていましたが、何か気分がとても良かったです。
荷物を受け取り、ホテルに連絡してシャトルバスで空港からホテルまで送ってもらいました。今回宿泊するのはオーチャードホテルバンダラです。いつもはタクシーでホテルまで向かっていたのですが、空港タクシーはトランジットホテルへの送迎を嫌がるため、今回はホテルにお願いしました。ホテルの専用ホームページで予約すると、空港までの往復シャトルバスが無料になります。ワッツアップでホテルと連絡を取りながら、ドライバーと合流し、待合場所へ向かいました。
ターミナル3の駐車場外がピックアップポイントで、その場所まで移動しました。10分ほどでホテルのシャトルバスと合流し、貸し切り状態でホテルまで移動できました。VIPのような待遇で気分が盛り上がりました。
スムーズにオーチャードホテルに到着し、チェックインすると、最上階の9階の広めの部屋に案内されました。
ちょうど夕刻にホテルに到着し、ジャカルタの美しい夕日を見ることができました。
夕食は近くのビストロ・レストランでインドネシア料理を堪能しました。
バクソ、アヤムバカール、トーフ、テンペといった料理を楽しんで、前日は体調を整えるためアルコールは控えました。アイスティと一緒に、これだけの注文でも60,000ルピアとコスパが良かったです。コスパ重視のインドネシア生活を思いながら、ヨーロッパの高い物価に耐えられるのか少し心配になりました。しかし、ホテルでゆっくり休んで、翌日の出発を楽しみにしました。
このようにジャカルタでの滞在は短かったものの、旅の始まりにふさわしいものとなりました。翌日の出発が待ち遠しいです。