ジャカルタからJAL720便で一時帰国!快適なフライトと日本の初冬を感じて
一時帰国のフライトは、いつも特別な時間です。慌ただしい出発準備を終え、いよいよ飛行機が離陸するとき、非日常が始まる高揚感とともに、これから迎える日本での時間への期待が高まります。今回はジャカルタからJAL720便に乗り、快適なエコノミークラスの座席で思い出に残るフライトを体験しました。そして、久しぶりの日本で感じた初冬の空気。その旅路を振り返ります。
定刻通りの離陸と快適な座席
JAL720便は朝6時35分発。乗客全員が定刻通りに搭乗を終え、ドアクローズのアナウンスが流れました。今回の機材はB787-9で、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラス構成。私はエコノミークラス最前列、非常口近くの45A席にアサインされました。非常口席は足元が広く、長時間フライトでも快適に過ごせることが最大の利点です。
さらに今回は、隣席が空いており、CAさんから「広々とお使いください」と声をかけられました。この配慮のおかげで、エコノミークラスでも非常にリラックスして過ごせる環境が整いました。足を伸ばしながら快適なスペースで過ごすことで、7時間というフライト時間もあっという間に感じられそうです。
ジャカルタの青空のもと、飛行機がゆっくりと滑走路を進み、離陸。窓から見える景色が高度を増していくにつれて、日常の喧騒から離れ、特別な時間が始まる感覚を味わいます。雲海を抜けて青空に包まれると、空の旅がいよいよ本格的にスタート。心地よい静けさとともに、期待感が高まります。
女性機長のフライトに感動
離陸後、機長のアナウンスが流れました。今回はなんと女性機長が担当とのこと。CAさんに話を聞くと、女性機長はまだ少ないものの、JALでは活躍の場を広げているそうです。「とても優秀な方で、自慢の機長なんです」と語るCAさんの笑顔が印象的で、航空業界における新しい風を感じました。女性機長が操縦する飛行機でのフライトは私にとって初めての経験であり、この旅がより特別なものに思えました。機体は安定飛行に入り、雲の上で広がる空の美しさと、機長とクルーの力強いサポートを感じながら、安心感に包まれます。
インドネシアらしさを感じる機内食
高度が安定し、シートベルトサインが消えると、いよいよ機内食のサービスが始まりました。今回の選択肢は「鶏の白味噌焼き」または「ミーゴレン」。どちらも魅力的でしたが、私は鶏の白味噌焼きを選びました。和の味付けがほっとする一方で、インドネシア発便ならではのアクセントとして、クルップ(インドネシア風の揚げせんべい)やヤクルトがセットに含まれていました。この組み合わせが旅の出発地を思い出させてくれ、食事が単なる食事以上のものに感じられました。
機内食はしっかりとした味付けで、見た目も彩り豊か。思った以上にボリュームもあり、お腹いっぱいになりました。食後には白ワインをいただき、映画鑑賞を楽しみながらリラックス。B787-9のエンターテインメントシステムは充実しており、最新の映画や日本のドラマ、音楽などが揃っていて、あっという間に時間が過ぎていきました。
順調なフライトと機内の雰囲気
昼間の便ということもあり、機内は比較的活気がありましたが、照明が落とされると一転して静かな雰囲気に。窓のシェードも閉じられ、心地よい薄暗さの中、多くの乗客が睡眠を取る姿が見られました。私自身は映画を楽しみつつ、合間に窓の外の景色を眺めて過ごしました。地上では決して味わえない特別な美しさです。こうした景色を眺めながら過ごす時間は、日常の忙しさを忘れさせてくれる癒しのひとときでした。
日本の初冬を感じる
フライトは終始順調で、雪のない富士山を見ながら予定通り成田空港に到着しました。
着陸の瞬間、飛行機のタイヤが滑走路に接地する感覚とともに、久しぶりの日本に帰ってきたという実感が湧いてきます。飛行機を降りると、成田空港の広々としたロビーと、穏やかな雰囲気が出迎えてくれました。
11月の日本は、通常なら肌寒さを感じる季節。しかしこの日は例外的に暖かく、上着を着る必要もなく快適な気候でした。空港の外に出ると、秋らしいすっきりとした空が広がり、久しぶりに感じる日本の空気に心が和みます。
空港でのひととき
到着後、電車の発車まで少し時間があったため、空港内のカフェでアイスコーヒーを注文しました。
冷たいコーヒーを飲みながら座席で一息つくと、帰国したという安心感が心に広がります。カフェで過ごしながら、これから始まる日本での滞在に思いを馳せました。日本の季節感や空港の整然とした雰囲気に触れながら、再び日本の生活に戻る心の準備を整える時間となりました。
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