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快適さとプライバシーを追求した空の旅! JAL B787-9ビジネスクラス体験

長時間のフライトでも快適に過ごせるビジネスクラスの存在は、空の旅を特別なものにしてくれます。特に日本航空(JAL)のボーイング787-9型機に搭載されたビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」は、その快適さとプライバシーが高く評価されています。今回は、この「JAL SKY SUITE Ⅲ」での体験を、ジャカルタから成田までのフライトで実際に味わう機会に恵まれました。普段はエコノミークラスを利用することが多い私にとって、ビジネスクラスは特別な旅の始まりを意味します。プライバシーに配慮されたシート配置や、フルフラットでリラックスできる座席、そして充実した機内サービス。このすべてが、空の旅をより一層楽しませてくれます。今回のフライトでは、JALが提供する最上級のサービスを堪能しながら、快適さと贅沢さを存分に味わうことができました。ジャカルタ・スカルノハッタ空港から成田空港までの約7時間のフライトが、どのように快適に過ごせたのか、その詳細をお伝えします。

JAL B787-9のスタッガードタイプのビジネスクラスについて

日本航空(JAL)のボーイング787-9型機に搭載されているビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」は、快適さとプライバシーを兼ね備えたスタッガードシート配置を採用しています。このシート配置は、ビジネスクラスの利用者にとって、長時間のフライトでもストレスフリーな環境を提供することを目的としています。

JALのB787-9型機に搭載されているビジネスクラスは、全44席が2-2-2のスタッガード配置となっています。これにより、全ての座席が通路に直接アクセスできるレイアウトが実現されており、乗客の移動が非常に容易です。特に、長時間フライトでは、頻繁に通路に出る必要がある場合でも、隣の人を気にすることなく移動できるのは大きな利点です。

また、シート自体のプライバシーも確保されており、隣の乗客との距離感が程よく保たれています。これらの特徴により、長時間のフライトでも周囲を気にせずにリラックスできる空間が実現されています。

今回私が選んだ座席は、ビジネスクラスの最後部である窓側の9K席。後方にはプレミアムエコノミーとの仕切りがあり、プライバシーが保たれた落ち着いた環境です。この位置は、シートの後ろに人の動きがないため、さらに静かで安らぎのある空間が確保されています。隣の席の乗客と干渉することなく、リクライニングや移動ができるのも大きなメリットです。

また、このシートはフルフラットにリクライニングが可能で、寝返りを打つ際にも十分なスペースが確保されています。シートの下部にはフットレストが備わっており、離着陸時でも足を乗せてリラックスすることができます。このフットレストは、シートをフルフラットにした際にベッドの一部として機能し、快適な眠りをサポートします。

さらに、各シートには個別の電源コンセントやUSBポートが完備されており、電子機器の充電が可能です。ビジネス利用者にとっては、フライト中に仕事を進めるための環境が整っているのは大きなポイントです。また、シートポケットには収納スペースがあり、読み物やタブレットなどを手元に置いておくことができます。

機内設備とサービス

JAL SKY SUITE Ⅲには、最新の機内エンターテインメントシステム「MAGIC-Ⅵ」が搭載されています。このシステムは、最新の映画や音楽、さらにはゲームやテレビ番組など、幅広いコンテンツを提供しており、フライト中も退屈することがありません。タッチスクリーンの操作も滑らかで、使い勝手が非常に良く、長時間のフライトでも快適に過ごせるよう工夫されています。

また、ヘッドフォンもノイズキャンセリング機能付きで、高品質な音響体験が楽しめます。映画を見ている間、周囲の音を気にすることなく没入できるので、リラックスした状態でエンターテインメントを満喫できます。

出発!前菜から始まる

定刻通りにジャカルタを出発していきます。

夜行便では、出発後に前菜が提供されますが、内容はマグロのマリネ、スモークサーモンのポテトサラダ、カプリーゼ、ビーフパストラミーロールなど、多彩で贅沢なものばかりです。

食事の際には、シャンパンや白ワインが供され、機内でも贅沢な食事体験ができます。フライトアテンダントのサービスも非常に丁寧で、食事のペースに合わせて飲み物をサーブしてくれるため、リラックスした食事時間を楽しむことができます。

食後には、シートをフルフラットに倒し、ブランケットに包まれて快適な眠りにつきました。

和食の朝食と日本への到着

睡眠から目覚めたとき、すでに機体は沖縄付近を飛行しており、窓の外には美しい朝日が広がっていました。

到着1時間半前には朝食のサービスが始まりました。最初にグアバジュースが提供されました。爽やかな甘さが心地よく、眠気を覚ますのに最適です。私が選んだ和食は、鶏と野菜の煮物や茶碗蒸し、白身魚の煮付けなど、豪華で本格的な内容です。

この朝食は、和食の魅力を存分に引き出した内容で、ひとつひとつの料理が丁寧に調理されているのが伝わってきます。特に茶碗蒸しは、滑らかな舌触りと出汁の風味が絶妙で、まるで日本の料亭で食事をしているかのような気分にさせてくれます。

また、朝食にはご飯と味噌汁もセットになっており、これがまたフライトの疲れを癒してくれる温かさを感じさせます。海外からのフライトでこうした本格的な和食が楽しめるのは、JALのサービスならでは。到着前に日本の味を堪能することで、これからの日本での滞在が一層楽しみになります。

快適な機内環境も、フライト全体を通して非常に重要な要素です。ボーイング787-9型機は、最新の技術で機内の空気循環や湿度管理が行われており、長時間のフライトでも乾燥や疲れを感じにくくなっています。また、機体の設計が低騒音であるため、快適な眠りを邪魔することがありません。

到着時には、定刻通りに成田空港に到着しました。長時間のフライトにもかかわらず、到着時の疲労感は少なく、むしろ「思ったより元気だな」と感じるほど。これは、SKY SUITEの快適な座席と、787-9型機の機内環境のおかげだと思います。

まとめ

JALのボーイング787-9型機のビジネスクラスは、スタッガードタイプのシート配置を採用し、プライバシーと快適さを両立させています。すべての座席が直接通路にアクセスできるレイアウトや、フルフラットシート、個別の電源コンセントなど、ビジネス利用にも十分対応できる設備が整っています。

また、機内エンターテインメントや食事サービスも充実しており、特に和食のクオリティは格別です。長距離フライトでも、リラックスして過ごせる環境が整っており、到着時には疲労感が少ない状態で目的地に到着できます。次回のフライトでも、ぜひこの快適な空の旅を体験したいと感じさせてくれる、素晴らしいフライトでした。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。