ジャカルタ行き昼便で贅沢な空の旅を楽しむ!JALビジネスクラス搭乗記

Airplane Indonesia

久しぶりの日本滞在を終え、再びインドネシアへと向かう時間がやってきました。今回は成田空港からジャカルタまでの昼間便、JAL725便のビジネスクラスに搭乗するという贅沢な旅が待っています。昼間のフライトは、明るい日差しを浴びながら空の旅を楽しむことができる特別な時間です。心地よいサービスと、機内での贅沢なひとときを存分に堪能しながら、日本を後にし、ジャカルタへと向かいます。長年の渡航経験を経て、これまで数多くのフライトを体験してきましたが、やはりこの昼便のビジネスクラスは格別です。そんな至福のフライトの一部始終をお届けしたいと思います。

ジャカルタ行き昼便の魅力

今回、成田空港からJAL725便でジャカルタへ向かいました。この便は成田を11時過ぎに出発し、ジャカルタには夕方の17時前後に到着するという、まさに移動には最適な時間帯のフライトです。この時間帯のフライトは、昼間の時間帯に飛行するため疲れが少なく、到着後もホテルでゆっくり滞在できるのが魅力です。日中のフライトなので、外の景色を楽しみながらゆったりとした時間を過ごせることも、この便を選ぶ大きな理由の一つです。

インドネシアへの渡航には、シンガポールやクアラルンプール経由など様々なルートがありますが、やはり直行便が最も便利で時間のロスも少ないため、ビジネスやプライベートのどちらでも選びたくなるフライトです。特に今回は、JALのB787-9という最新鋭の機材で、さらにビジネスクラスに搭乗できるという最高の条件が揃っていたため、出発前からワクワク感が高まっていました。

搭乗が開始され、いよいよ機内へ。ビジネスクラスのシートに腰を下ろすと、その広々とした空間と落ち着いた色調に一瞬で心が安らぎます。シートの設計には細部にまでこだわりが感じられ、足元の広さやリクライニングの角度、さらには収納スペースも十分で、長時間のフライトでも快適に過ごせるよう配慮されています。周りを見渡すと、エコノミークラスは満席のようでしたが、ビジネスクラスは窓際の席だけが埋まっている程度で、全体的にゆったりとした雰囲気が漂っています。この贅沢な空間で、7時間のフライトを存分に楽しむ準備が整いました。

さらに、機内アナウンスでは、この便が機長を含むパイロット3名と客室乗務員9名によって運行されることが告げられました。これにより、ビジネスクラスの乗客はきめ細やかなサービスを受けることができると期待が高まります。昼便ならではの明るい機内で、外の景色を楽しみながら映画を2本ほど鑑賞しつつ、眠気を感じることなくジャカルタまでのフライト時間を思う存分満喫できる点も、この便の大きな魅力です。

定刻通りの出発となり、成田空港を離れた後、機体は徐々に高度を上げ、日本を離れる実感が湧いてきます。離陸後、しばらくは日本の景色を眺めていましたが、やがて雲が多くなり、途中での揺れが発生する可能性があるとのアナウンスもありました。それでも、機内は快適そのもので、リラックスした空の旅がスタートしました。

機内食で味わう贅沢な和食

飛行が安定してしばらくすると、楽しみにしていた機内食の時間が訪れました。和食か洋食かを選べるこの機会、普段ならどちらにしようか迷うところですが、今回は迷わず和食を選択しました。理由はシンプルで、ジャカルタに到着した後、しばらく本格的な和食を味わうことが難しくなるためです。日本を離れる前に、日本の味を存分に堪能しておきたいという思いがありました。

まず、前菜が運ばれてきました。見るからに豪華な盛り付けで、アワビ、ホタテ、海老、サーモン、和牛といった高級食材が美しく並べられています。これらの料理は、東京銀座の名店「連 三四七」の監修によるもので、見た目にも華やかで、まるで一流レストランで食事をしているかのような気分にさせてくれます。この機内食が提供されるのはビジネスクラスならではの贅沢であり、旅の楽しみの一つです。

前菜とともに提供されたシャンパンで、一人静かに乾杯をしながら、その味をゆっくりと楽しみます。シャンパンの泡が口の中で弾け、豪華な前菜とともに贅沢なひとときを過ごします。この贅沢な空間でいただく和食は、素材の風味を生かした繊細な味付けが特徴で、日本食の奥深さを改めて感じさせてくれました。

次に、CAさんが白ワインを勧めてくれました。なんと、数種類の白ワインが用意されており、飲み比べを提案してくれたのです。こういったサービスは、ビジネスクラスならではの特権といえるでしょう。それぞれのワインを少しずつ味わいながら、前菜からメインディッシュまでの流れを楽しむことができました。

前菜を完食し、すでに満足感に包まれていましたが、メインディッシュとして銀鱈、豚の塩麹ステーキ、そして〆には特製カレーが提供されました。銀鱈はふっくらと焼き上がり、塩麹で味付けされた豚肉は柔らかくジューシーで、口の中でとろけるような美味しさでした。そして、カレーはしっかりとしたスパイスの香りが広がり、食欲をさらに刺激します。こうして、フライトの途中で贅沢な食事を満喫できるのは、ビジネスクラスの大きな魅力です。

映画鑑賞で過ごす贅沢な時間

食事が終わり、満足感に浸りながら、次に楽しむのは映画鑑賞です。長時間のフライトでは、映画を観ることが最大の楽しみの一つとなります。今回は、日本映画を観ることにしました。日本を出発する前に、最新の日本映画がラインナップされていることを確認していたので、その中から恋愛映画を2本選びました。

1本目の映画は、しっとりとしたラブストーリーで、映像美と細やかな感情表現に心を打たれました。2本目の映画は、切なくも温かいストーリー展開が特徴で、途中で何度か涙がこぼれるほど感動的な作品でした。こうして映画に没頭していると、時間があっという間に過ぎ去り、フライトの長さを感じさせません。

フィリピン上空を通過するあたりで、雨季特有の雲が現れ、若干の揺れが感じられました。しかし、機長のアナウンスで、雲を避けながら飛行するとの説明があり、安心して映画鑑賞を続けることができました。機内のエンターテイメントシステムは充実しており、映画以外にも音楽やゲーム、さらにはインタラクティブな地図で現在地を確認することもでき、フライト中に飽きることはありません。

カリマンタン島上空に差し掛かると、ジャカルタ到着まであと1時間ほどとなりました。この時点で、フライトの終わりが近づいてきたことを感じますが、それでもまだ楽しみは続きます。

最後に提供された軽食は、うどんそばや稲荷寿司から選べるもので、私は稲荷寿司を選びました。まだお腹はいっぱいでしたが、小ぶりで手軽に食べられる稲荷寿司は、機内での最後の軽食としてぴったりでした。

ジャカルタ到着、新たな始まり

しばらくして機体は降下を開始し、千の島を意味するプロウスリブが見えてくると、ジャカルタ到着が近づいてきたことを実感します。この景色を見ると、いつもインドネシアに戻ってきたという気持ちが湧き上がり、新たな挑戦が始まるという期待感で胸がいっぱいになります。

太陽が傾きかけたスカルノハッタ空港に、予定より30分早く16時30分に到着しました。長い旅路を終え、無事にインドネシアに到着。

これから再び、駐在生活が新たな気持ちでスタートします。この昼間のフライトは、快適さと贅沢さを存分に味わえるものであり、心身ともにリフレッシュされました。

これから始まる新たな日々に向けて、改めて気持ちを引き締め、インドネシアでの生活をさらに充実させていこうと思います。贅沢な空の旅を終えた今、その思いは一層強くなりました。

 

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