成田空港からジャカルタまでJALのビジネスクラスに搭乗しましたので、機内の様子などをお伝えしたいと思います。
今回のフライトは、成田11:05発、ジャカルタ16:50着のJL725便となります。機体はB787-8 JA821Jとなりました。787が導入された際の最初の頃に導入された機種になります。座席はE30タイプとなり、ビジネスクラスは30席、エコノミー席は176席の合計206席となります。
ビジネスクラスに搭乗することになりましたが、シェルフラットネオと呼ばれる座席になります。JL725便のジャカルタ線は787-9がメインで飛んでいましたので、ビジネスクラスはスカイスートが導入されていて何度か利用したことがありましたが、シェルフラットネオは初めての搭乗となります。前方に2-2-2の座席が3列あり、トイレとドアを挟み後方にも2列座席が配置されて全部で30席用意されています。本日の座席は3Kの窓側となりました。ビジネスクラスの利用者は12名であり、隣に乗客がいない状態となりましたのでゆったりと移動できそうです。
座席に到着して出発の時間を待ちます。搭乗開始から15分でドアクローズとなりました。出発の滑走路が混雑しているらしく、出発が少々遅れるとの連絡が入りましたが約30分の遅れの11時30分に成田空港を離陸しました。しばらく日本とはお別れとなります。
安定飛行となり、機内サービスの開始となりました。まずはいつものシャンパンでひとりで乾杯といきます。
食事は和食を選択しました。
メニューを見ると東京銀座連三四七が監修した献立のようです。
春の前菜として銀鱈西京焼きを始め、煮アワビ、海老しんじょ、ウニなど食べた事がないようなメニューでした。薄味で出汁をいかした上品な前菜でした。
メインは牛肉と春菊に煮物、サーモンフライ、カレーという異色の組み合わせです。和食にカレーという斬新さが良かったと思います。インドネシアで日本食を食べる機会が少なくなりますので、機内で和食を堪能します。
〆のデザートはイチゴとあんこがのった抹茶プリンでした。濃厚なお茶の香りのする上品なデザートでした。
シェルフラットを倒してゆったりモードとなります。昼間のフライトですので、眠くはありませんが、シートを倒してくつろぎ体制をつくります。
シェルの中で座席が動きますので前の席で座席を倒しても後ろの座席に倒れ込んできません。座席間隔も広くとってありますので、隣に人がいなかったせいもありますが、スカイスイートよりも広く感じ個室のようなプライベート感はありませんが、昼間の移動はむしろシェルフラット座席の方が快適な感じです。
映画を見たり、機内WiFiをつなげてニュースなどを見て過ごします。
飛行中はときより気流が悪いところがなんどかあり、シートベルトサインが何度も点灯していました。普段よりも揺れた時間が長かった感じです。
飛行経路を見ると普段は成田空港からフィリピンマニラ付近まで海上を最短距離でまっすぐ飛行しますが、奄美諸島や沖縄を廻るルートで石垣島付近からフィリピンに抜けていきます。
遠回りしたような形になりましたので、出発時の遅れも重なりジャカルタ到着は40分ほど遅れとなりました。ジャカルタで少々滞在しますので、多少遅れても大丈夫です。
8時間の空の旅を満喫して、インドネシアの地に到着となりました。夕陽がきれいなジャカルタでした。