ジャカルタから日本に向けてのフライトとなりました。今回はJAL国際線の搭乗記となります。
スカルノハッタ空港のターミナル3には、日本の航空会社が3機並びます。7番搭乗口に6時20分発成田行きANA836便、6番搭乗口に6時35分発JAL720便、5番搭乗口に7時15分発羽田行きANA872便となります。
本日ANA836便は、スケジュール上的には欠航扱いなので乗客を乗せずに貨物のみの取り扱いのようですが、外国で日本の飛行機がしかも全てB787が3機並んで駐機している姿は珍しいのではないでしょうか。外国で日系の飛行機を見るとほっとする感じがしますが、いよいよこの飛行機に乗ると帰国してしまうのか、と寂しさも同時に沸き上がります。
本日搭乗する便は、ジャカルタ発6時35分発JAL720便となります。いつもは夜出発早朝成田着のいわゆる夜便が多いのですが、久しぶりの昼便はテンションがあがります。ジャカルタ出発が早朝なのですが、成田着まで昼間の時間なので疲れないのが利点です。夜便ですとどうしてもエコノミーですと結局寝られないので成田到着後に眠気が来てしまいます。
機内に乗り込むと、B787-8のE03仕様と言われる、ビジネス30席、エコノミー176席の合計206席バージョンの機体でした。
ビジネスクラスはシェルフラットネオと呼ばれる座席で主に中国や台湾便などの近距離で使用されている機体ですが、中距離のジャカルタ便にも投入されているとは思いませんでした。席自体は悪くはないとは思いますが、スカイスイートに慣れてしまうと、どうしても格落ち感があります。今回はビジネスクラスのすぐ後ろの席である18Kのエコノミークラスの座席を予約しました。
バルクヘッドと言われる、足元が広い座席となり、エコノミーでもビジネスクラス並みの快適な座席となります。運よく隣の席も空席で、中央席も誰もお客がいない状態でした。
ジャカルタから乗り込んだお客は30名前後しかいないフライトとなりました。コロナ禍ということで、マスク着用と大声で話をしないようにアナウンスがありましたが、今回乗り合わせしたお客はみんな静かにしていて話し声はほとんど聞こえませんでした。
定刻通りにスカルノハッタ空港を離陸しました。眼下にはジャカルタの摩天楼が朝日に照らされ遠くかすんで幻想的な景色を堪能できました。晴れているとほんとうに綺麗なジャカルタ上空の景色に出会う事ができます。
安定飛行となって、ドリンクサービスが開始され、その後機内食の配膳となりました。ホテルやラウンジで朝食をとったばかりですので、お腹いっぱいではありますが、せっかくの機内食なので、いただく事にします。1月のメニューは、牛肉のココナツ煮か鶏すき煮のどちらかと言われ、牛肉のココナツ煮を選択しました。付け合わせは春雨とかぼちゃサラダ、チョコレートムース、カシューナッツ、ヤクルト、みそ汁となりました。ジャカルタで調理されているのですが、どれも味が良かったです。
昼間便ですと食後も眠くならないので、外の景色を眺め、インターネットを接続してみたり、映画をみたりしていると、7時間はあっという間です。
15時30分に成田空港A滑走路に着陸しました。
入国の様子については、次回にしたいと思います。