連日インドネシアの感染拡大のニュースが流れ、駐在員などの日本への退避報道がされています。その最中ではりますがインドネシアからの日本への帰国便の様子をお伝えしたいと思います。
今回帰国便は、JAL726便です。ジャカルタを21時55分に出発し、翌朝7時25分に成田空港に到着するいわゆる「夜便」です。ジャカルタ発は、朝出発し、夕方成田に着く「昼便」もありますが、マカッサルからの移動ですと「夜便」の方が乗り継ぎには便利です。
今回運よく、定期便に搭乗できたのは、5月時点でとりあえず帰り便を予約済でした。現在JALでは、国際線運賃(Standard、Saver、Special、Special Saver)などのエコノミークラスの変更不可のチケットでも9月30日までは、何度でも変更料金なしで便変更が可能です。
詳しくはこちらをどうぞ!
JAL HPより
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/inter/200423/?m=co03&fst=a
現地で数週間延長する事も可能であったため、予約した時は安易な設定での帰国便でしたが、現在の定期便の予約が難しい最中では、貴重な帰り便のチケットとなりました。
5月時点ではインドネシアの感染者も5,000人前後で推移しており、現在の50,000人を超えることは想像もしていませんでした。
21時30分から搭乗開始し、今回お世話になるB787-9に乗り込みました。インドネシアで日本の航空会社の機体をみるとほっとなごみますね。
CAさんは、インドネシアの感染状況を受けて防護服でお出迎えです。防護服を着てまで対応してくれて本当にありがたいですね。
エコノミーの一番前列の非常用座席である45Aに座ります。
5分もすると、本日搭乗するすべての乗客が席につきました。ビジネスクラスが6名、エコノミークラスが12名のようです。
CAさんから「いつでも席を移動しても良いですよ」とエコノミークラスの4列独り占めで、横で寝る事もできると温かい言葉をいただいたのですが、45Aは前座席がないので足は延ばし放題、後ろの座席は誰もいないのでリクライニングすれば十分な広さなので、移動はしませんでした。
定刻で出発してジャカルタから離陸です。夜なので景色は見られませんが、しばらくインドネシアとはお別れです。
ジャカルタ出発時間が22時ですので日本時間ですと午前0時です。成田空港には7時過ぎに到着ですので、飛行時間は7時間となります。冬ですと偏西風に乗って日本まで6時間位で到着できるようですが、夏は7時間かかります。帰りは行きに比べいつも早い気がします。
シートベルトサインが消灯すると飲み物をお持ちしますということで、すかさずビールをお願いしました。待ち望んでいたビールで喉を潤します。日本のビールもうまい!
食事もほぼ同時に持ってきてくれて、お腹も満たされます。
インドネシアでは、洋酒が高いのでなかなか飲めないですが、飛行機飲むウイスキーも格別です。
この時間ですと、ビジネスクラスはもったいない気がします。エコノミーでも十分快適です。エンジン音の軽快なリズム乗りほろ酔い気分で、そのままうとうとしてしまいます。
気が付くと朝6時を過ぎておりいつの間にか、紀伊半島の真下まで飛行していました。モーニングコーヒーをいただき、目が覚めます。窓からは朝日が入り明るくなりました。
あっという間に、降下を開始し眼下には三原山の噴火口が良く見えました。
房総半島をぐるりと回り、成田空港B滑走路16Lから7時10分に到着しました。
とうとう日本に帰ってきました。これから複雑な入国手続きを経て隔離ホテルに直行です。
次回は、到着してからの入国の手続きについてお伝えします。