【インドネシア】2021年の訪日旅行者がたった5300人!
日本政府観光局(JNTO)が1月19日に発表した、2021年の訪日外客数(JNTO推計値)によると、インドネシアから日本に来日した旅行客は5300人であったことが発表されました。新型コロナウイルス感染前の2019年は41万2779人であったので、98.7%の減少となってしまいました。
過去最低の訪日客
インドネシアからの訪日外客数は2021年12月が300名ということで、2021年1月から12月までの累計でも5,300人と統計開始以来過去最低の人数となりました。
2019年 12月 | 59,203人 | 2019年1月~12月 | 412,779人 | 2019年比 |
2020年 12月 | 3,322人 | 2020年1月~12月 | 77,724人 | 81.2%減 |
2021年 12月 | 300人 | 2021年1月~12月 | 5,300人 | 98.7%減 |
インドネシアから日本に来る場合の査証が効力停止となっていて、日本政府による上陸拒否や検疫強化(検査やホテル強制待機など)が影響となっています。
インドネシア政府としても、日本への渡航延期勧告が出されており、インドネシア人に対しても出入国の際にワクチン接種証明書の提示が必要で、さらにインドネシア出国時72時間以内のPCR検査陰性証明書の提出、日本到着時のPCR検査、入国後の自主隔離などかなり日本入国へのハードルが高いといえます。日本への直行便に関しても一部運休や減便などの影響がでている状況です。
全ての国を合わせた訪日外客数は、2021年12月は12,100人、年間でも245,900人となり新型コロナ感染拡大防止で往来が制限され、外国人の観光目的の入国が認められていないことにもよりますので、2021年の数字は2020年も下回る数字となってしまいました。
2019年には3188万人もの外国人が日本に訪れていたことを考えると、ものすごい減少となっています。
日本政府は、昨年11月末から新型コロナの変異株「オミクロン株」の水際対策で外国人の新規入国を原則停止しています。この措置は今年2月末まで延長されており、22年1~2月についても引き続き訪日客数が低迷する見込みとなっています。
JNTOの詳しい資料はこちらからどうぞ
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/20220119_monthly.pdf
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