海外での「旅ジョグ」のすすめ
皆さんジョギングはお好きですか?
私は小さい頃から運動が苦手で、走るのがとても遅いです。
しかし、のんびり自分のペースで走ることのできるジョギングは大好きで、海外へ行った時に朝早い時間に、旅先でも走りに出かけています。
日本人はどうしてこうも走ることが好きなのでしょうか。
日本人のランニングブームは40年近くも続いているといわれ、愛好者は年々増えています。この状況はすでにブームを通り越し、立派な文化と呼べそうです。
「なぜ旅ジョグ」をするの?
効率的に観光したい場合のオススメのアクティビティ「旅ラン」いわゆる旅ランニングがはやっています。
旅先で走ると、現地に住んでいるような気分になることができるなど、普通の観光では味わえないよう経験ができます。
ランニングまで本格的にできない!という方は私を含め、「旅ジョグ」=ジョギング旅が最高です。
せっかくの海外で観光スポットだけを見て回るのは勿体無いと感じます。
現地のローカルな部分を見ることでその国、都市、暮らす人々の本当の一面が見えます。
その手段としてジョギングが超おすすめです。
海外に到着した翌日の早朝、まずホテル周辺~街の中心部~公園を中心に軽くジョギングをしてみましょう!
海外旅行で「旅ジョグ」をする7つのメリット
「旅ジョグ」をする7つのメリットをあげてみます。
- 歩いて回るより短時間で街の全体像を把握しやすく、方向感覚が身につく。
- ホテル周辺に何があるか把握できる。途中カフェなどに立ち寄ってもOK。
- 海外の自然や街中で運動することが非日常でそれ自体が貴重な体験になる。
- 朝からいい汗をかくことでダイエット効果だけでなく、体調が整い、時差ボケが解消される。
- ランニングすることでドーパミンが分泌され、海外旅行でのストレス軽減と高い幸福感、高揚感を味わえる。
- 街の中心部に観光スポットが点在している場合、走って周るだけで観光ができて時間節約になる。
- 早朝なら観光スポットにも客が少なく、自由気ままに観光ができる。
実際にマカッサルでは到着の翌日晴れていれば毎日ホテル周辺をジョギングしています。
早朝、ロサリビーチの周辺をジョギングしますが、気温が25℃位と体が動きやすく、暑さもないので、心地良い汗をかくことができます。
1時間程度のジョギングで体がリフレッシュできますので、滞在日数が短い人にこそ「旅ジョグ」はオススメの過ごし方ですし、また何度も行った街でも走ってみると意外な新しい発見があり充実した時間が過ごせます。
海外ジョギングをする時の持ち物
- ランニングシューズ(普段履き慣れたシューズをもっていきましょう。新しい靴は、ケガの元です)
- タオルと帽子とサングラス(暑い国では必須です)
- 小銭を入れたウェストポーチ(ちょっと水を買いたい場合やカフェで途中休憩に便利です)
- ペットボトルの水(こまめに水分補給はしましょう)
- 携帯電話(写真撮影もできますし、道を確認したい場合の地図を確認できます。現地のSIMを入れて位置情報が確認できると不安がないですね)
旅ジョグの注意点
無理のないペースを維持する
旅ジョグは、速さは必要ありません。無理なペースで走り続けるとケガや心臓への負担などのリスクが大きい上、精神的にもつらくなってしまいます。海外でケガしてしまっては、元も子もありません。無理せずゆっくり走り続けられるペースで楽にジョギングしましょう。
事故、ケガ、強盗、道に迷う
当たり前のものばかりですが、特に海外の街をジョギングするのが楽しいあまり、予想外に治安の悪い場所に潜り込んでしまうケースもあります。
最低限のルート確認と現地で立ち入らないほうがいいエリアを頭に入れておいた方が良いでしょう。
事故にあう可能性もあるので、現地の緊急連絡先も把握しておく必要があります。
また万が一の事に備えて海外保険は必ず入っておきましょう。
音楽の聞きながらはやめよう
ヘッドフォンで音楽を聞きながらジョギングも良いのですが、日本と違い、海外ではどんな危険があるかわかりませんので、目と耳で周りを確認しながらジョギングすることをおすすめします。
特にインドネシア等の東南アジアでは、人よりも車優先なので、音楽聴きながら走るのは、やめたほうが良いです。
ランニング中の楽しみ
海外ではノンストップで走ることや、タイムや距離を追うような走りはしません。
気になったシーンがあれば足を止めて写真を撮ったり、気持ちの良さそうな場所があれば横になって休んだり、カフェで水分補給もします。
気の向くままに自由に街や自然を探索することがとても楽しいです。
どこを走ったかスマホアプリでしっかりログ(計測)をとっておくと、ジョギング後にGPSでどこを走ったか地図上で確認できますし、良い思い出になります。距離や時間、訪問した場所などを記録しておくと、次はここまで行ってみよう、次はここで観光しようと目標もできます。街の距離感を知ることで、地元感が芽生え、訪問した街をより好きになることができます。
お気に入りのシューズをもって、旅ジョグしてみませんか?