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【インドネシア渡航】スマランからジャカルタ移動!アルゴ・シンドロ号の旅!その②

スマラン・タワン駅から特急列車アルゴ・シンドロ号に乗車してジャカルタ・ガンビル駅までを鉄道で移動します。ジャワ島鉄道旅の様子をお届けします。

テガル

列車は快調に飛ばしながら、スマラン出発から2時間弱で2つ目の停車駅のテガル駅に到着しました。スマランから170Kmほど離れていて、この駅を過ぎると中部ジャワ州から西ジャワ州になります。

テガルは、砂糖産業で栄えた町です。またお茶の産地としても知られ、有名なボトル入りジャスミン茶のソスロ・テ・ボトル(Sosro teh botoe)はテガルのスラウィ(Slawi)が発祥です。朝、食堂車で食べきれなかったナシゴレンと、テ・ボトルの組み合わせでいただきます。

チレボン

テガルからさらに1時間ほど走行すると、西ジャワのチレボン(Cirebon)に8時50分到着となりました。スマランとジャカルタのちょうど中間地点までやってきました。

停車時間が少しあるようなので、列車の外のホームに出てみました。

なにやら列車にはしごをかけてホースから水を給水しています。トイレ用の水の給水らしく走行中にトイレの水が無くならないようにしてくれています。

トイレが綺麗!

せっかくデッキにきましたので、トイレの紹介です。各車両の端にトイレが設置されていて、洗面台もあり広さも十分です。

列車のトイレというと汚いイメージがありますが、まったくそんなことはなく掃除もこまめにしているようで、いつ行っても清潔感があります。トイレの写真などは敬遠するのですが、きれいなので今回掲載させてもらいます。

2時間40分ノンストップ

中間地点のチレボンを出発すると、次の停車駅であるジャカルタ市内のジャティネガラ(Jatinegara)まで2時間40分間、途中駅を全て通過していきます。田園風景と小さな町が交互に通り過ぎていくので、窓のからの風景を見ていて全く飽きさせません。一気にラストスパートといった感じで、時速100Kmで飛ばしていきます。音楽をかけながらとも思っていましたが、列車の走行音がテンポよく鳴り響くので走行音を聞いているだけで楽しく過ごせます。

通勤電車

ジャカルタ市内に近づくにつれ、田園風景から家が多くなってきました。急に線路が増えて、チカラン(Cikarang)を通過しました。この駅から先が電化されていて昔日本で走っていた通勤電車が登場します。チカラン駅からは、通勤電車の合間を走っていくのでちょっと速度が落ちていきます。

ブカシを通過すると、線路が通勤電車用と長距離列車用に分かれ複々線になっていくため、再度速度が上がっていきます。最近複々線が完成したばかりのようで、長距離列車の時間短縮にも役立っているようです。

ジャティネガラ

最後の停車駅ジャティネガラ(Jatinegara)に到着しました。この駅で降りる乗客がちらほらいます。終点ガンビル駅は通勤電車が全て通過してしまうため、通勤電車に乗り換えする人はこちらで降りた方が便利となります。ジャティネガラを出発すると終点ガンビル駅まではわずかです。立体工事中のマンガライ駅をゆっくりと通過していきます。マンガライ駅も毎回来る度にどんどん変化しています。

マンガライを過ぎると、高架橋に入りいつものジャカルタの高層ビル群の風景が飛び込んできます。

終点ガンビル

独立記念塔(モナス)が見えると、11時40分定刻通りにガンビル駅に到着となりました。

スマランから5時間40分と長いようで、乗ってみるとかなり快適に移動することができました。

飛行機ではスマラン中心部からスマラン空港までの移動プラス飛行機搭乗までの待ち時間、1時間ほどのフライト、スカルノハッタ空港から市内までの移動を考えると、スマランからジャカルタ市内まで飛行機を使っても4時間程度かかることを考えると、列車での移動もいい勝負になるような感じです。

昼間の時間帯の列車であって、車内も空いていたので快適な移動を楽しむ事が出来ました。たまには、違った移動の仕方でジャワ島内を旅するはいかがでしょうか。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。