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【インドネシア渡航】スカルノハッタ空港スカイトレイン利用は時間的余裕が必要!

スカルノハッタ空港のターミナル間の移動と市内までの空港鉄道を利用する際には、スカイトレイン(通称:カラヤン)で移動が可能です。ターミナル3から空港鉄道に乗車するためスカイトレインを利用しましたが、時刻表を見ないまま乗車すると接続が悪くとんでもない時間がかかりますので注意が必要です。

ターミナル3到着

マカッサルからジャカルタスカルノハッタ空港行きのガルーダ・インドネシア航空GA617便は、定刻の8時50分に到着、8時55分には駐機場へと進み、9時過ぎに飛行機から降りていきます。

巨大なターミナル3に到着するのですが、国内線の出口に近い駐機場に到着したおかげで9時10分には到着出口まで来ることができました。

カラヤン

ターミナル3から空港鉄道駅までは、スカイトレイン=通称カラヤン(Kalayang Bandara)で移動することが可能です。2017年9月から運航開始したスカイトレインですが、ターミナル1=空港鉄道駅=ターミナル2=ターミナル3間を運航しています。無人での運航も可能ですが、現在も運転士が手動で運転しています。

コロナ禍で飛行機需要が低下して2年近く運行がストップしていましたが、今年になってレバラン時期に1か月間臨時運行開始し、レバラン終了後5月中旬から再度運航が中止されていましたが、最近空港利用者増加のため、運航が開始となっていました。

1分前に出発済

ターミナル3の到着口からエスカレーターで1階分あがると、スカイトレインのホームとなります。

スカイトレインは無料で利用できるため、チケット売り場や改札などはありませんので、そのままホームへと進む事ができます。ホームにあまり人がおらずひっそりしているので、運航していないのかと思いましたが、ホーム到着1分前に出発したばかりのようです。9時13分発のスカイトレインに乗れなかったので、次は10分後位に来るのかと思いきや、9時39分まで来ないようです。

どうやらこの時間は1編成だけの運用で折り返し運転を行っているようです。

空港列車に間に合わない

タイミング悪く乗り過ごしてしまったのですが、ターミナル3から空港駅まではスカイトレインで8分間で行くことが可能のようです。定刻で運行されていれば、9時37分に空港駅に到着できますが、空港駅からマンガライ駅行きの空港列車は、この時間は毎時49分発です。到着後切符を買う時間などを考えると9時49発の列車には乗れないことがわかります。空港列車の接続など考えた運行になっていれば拍手を送りたいところですが、さすがインドネシアです。どうしても9時49分発に乗らなければいけない事もないので、あせらずゆっくり行きたいと思います。

満員御礼

出発時間が近づいてくるとホームには多くの乗客であふれてきました。スカイトレインはなぜ朝の時間に1時間2本しか運行していないで乗客が増えるのは仕方がありません。ターミナル移動する人や空港列車に乗る人もいる訳なのでもっと増やせばとは思いながら、9時39分発のスカイトレインが到着しました。

2両編成のコンパクトな車両に大勢の客と荷物が載せられ、大混雑の満員御礼となりました。

折り返し運転のためすぐに発車します。ゆっくり景色を楽しもうにも混雑しすぎて身動きがとれません。

5分ほどでターミナル2に到着、半分くらいの乗客が降りましたが、ターミナル2からのお客も乗車してきて、再度満員となりました。ターミナル2を出発すると3分後に空港駅に到着となります。

走る人は誰もいない

空港駅には9時48分に到着しました。

この駅で降りる人は、ほとんど空港鉄道に乗ると思いますが、9時49分に出発する列車に乗ろうという人はひとりもおらず、みんなゆっくりと駅に向かっていきます。さきほど1分前に出発してしまったので次の列車の出発時間である10時49分まで1時間待つことになりました。

日本であれば、走って列車に乗ろうという人が必ずいるのですが、インドネシアにいると、次の列車まで1時間か・・・それまでゆっくりしようと慌てるそぶりもありません。そこが良いところで、時間がゆっくりと流れていくのでした。

ジャカルタ市内へはタクシーで!

スカルノハッタ空港から、ジャカルタ市内までは場所にもよりますが渋滞がなければ40分ほどで到着することができます。今回空港鉄道に乗るためさらに1時間待つことになりましたが、その待ち時間までにはタクシーであれば目的地に到着できます。

なんで、こんな不便な乗り換えにしたのかまったく不明ですが、後付けでつくったスカイトレインと空港列車になりますので、仕方ありません。

スカイトレインを使って空港鉄道に乗る際には時間に余裕がある時にご利用ください。普通の感覚では、スカイトレインなど使わず迷わずタクシーを使ってジャカルタ市内に行くことをお勧めします。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。