【インドネシア渡航】離島に行くのは大変!飛行機遅延で5時間空港滞在!
南東スラウェシ州ケンダリで1泊してから早朝発のワカトビ行きの飛行機がまたディレイとなりケンダリ空港にて5時間滞在することになってしまいました。インドネシアの離島に行くのはどこも大変です。
ワカトビとは
ワカトビ(WAKATOBI)はワンギワンギ(Wangi-wangi)のWA、カレドゥパ(Kaledupa)のKA、トミア(Tomia)のTO、そしてビノンコ(Binongko)のBIの4島の頭文字をつなげた群島の総称で、国立公園にも指定されているサンゴ礁に囲まれた海の楽園となります。世界的にもダイビングが有名で、観光客向けのリゾート施設もいくつか存在します。
ワカトビの玄関口である、ワンギワンギ島まではケンダリから毎日1往復の飛行機に乗って40分でアクセスできます。ケンダリから船を使うと7時間かかります。
空港制限エリア内で1通のメール
早起きして出発準備をして6時にホテルを出発します。空港までは15分で到着しました。朝早い時間ですが、7時台に出発するフライトがマカッサル行き2便、ジャカルタ行き1便あるので、意外と空港は混雑しています。
今回搭乗する便は、ケンダリ7時35分発ウイングスエアIW1336便ワカトビ行きとなります。空港の出発案内も定刻通りの案内です。
チェックインを済ませ、荷物検査を経て制限エリア内に入ってきました。
空港の外には、搭乗予定のプロペラ機ATR72‐600も駐機しているため7時過ぎには搭乗案内される予定でしたがその時携帯にメッセージが到着しました。
嫌な予感が的中し12時発に出発変更するとのことでした。
機体トラブル?
搭乗する機体が目の前にあるのにディレイになるとは?機体にトラブルがあったとしか思えません。
しばらく外を見ていると、なにやらプロペラ部分を外しています。点検か修理かわかりませんが、数人が機体周りで作業を始めました。不具合のまま無理やり飛んで、飛行中になにかあるより、遅れても良いのでちゃんとした状態で飛んでもらいたいところです。
ひたすら待つ
ワカトビでおいしい魚の朝食と思っていましたが、あてが外れたのでケンダリ空港内のレストランで、ソトアヤムとコーヒーを注文しました。盛り付けもきれいで、スープの味も良かったです。
レストランで長居するのも苦痛でしたので、プライオリティカードでラウンジにアクセスできないか尋ねたところインドネシアの銀行カードのみの運用らしく、無料での入室はできませんでした。さきほどレストランで食事していなければ、有料で入っても良かったのですが、空港内に人が少なかったこともあり、待合場所のベンチで横になりながらゆっくりすることにします。
ケンダリ空港は8時過ぎになると、午前中便は9時30分発ライオンエアと、10時15分発のガルーダインドネシアの出発しかないため、一気に誰もいなくなりました。おそらく数人が、ワカトビ行きの飛行機に乗る予定の人たちと察しがつきます。
静かな空港は結構居心地がよく空港内を散歩していると、アクアリウムのきれいなサンゴ礁と魚が泳いでいます。
水槽内でこれだけの種類のサンゴを生育するのは大変だろうなと感心しながらしばらく観察していました。
ワカトビの実際の海もこんな感じなのかなと想像が膨らみます。
機体整備終了
静かな空港でしたが、大きな音が聞こえてきました。今回搭乗する機体の整備が終了したのか、プロペラを回して試運転しているようです。ブオンブオンとプロペラを最大に回して異常がないかどうかを確認しています。
ケンダリからワカトビやバウバウといった離島行きの飛行機の運航状況を見ると、いつも同じ機体番号で飛ばしていることからこの1機が故障してしまうと代替がきかないようです。
無事試運転も終了し、出発準備を始めましたのでそろそろ搭乗開始となります。無事にワカトビまでトラブルなく飛んで欲しいものです。ですが、空港で5時間待つのはきついですね。
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