【インドネシア渡航】ケンダリ滞在記！食中毒で激しい腹痛!苦しい夜となった！
離島から脱出して南東スラウェシ州のケンダリに移動してきました。こちらで１泊滞在したのですが、夜ホテルで宿泊中激しい腹痛で苦しむことととなりました。インドネシア滞在も長くなってきましたが、ここまでの食中毒症状は初めての経験となりました。
ケンダリ湾のバーでビール
ケンダリで午前中の打ち合わせを終えてケンダリのホテルに午後14時頃到着しました。ホテルの部屋でWEB会議をするため早めのチェックインとなりました。WEB会議も無事に終え夕方の時間になっていたため、今晩の夕食は何を食べようかとグーグルマップで検索していました。ケンダリのレストランはまったく知らないので、ビールが飲める場所を、ネットを使って探して良さそうなバーを見つけました。昼食は焼き魚を食べたのでそれほど食欲はありませんが、軽くビールを飲みにいきました。
レストランは、ケンダリ湾を望む海沿いにありおしゃれな雰囲気です。17時にお店に入ったため、開店はしていますが誰もお客がいません。店員に聞いたところ、夜23時頃に多く集まってくる店だそうで、こんな早くから飲みにくる客は自分だけのようです。貸し切り状態で席が選び放題だったのですが、2階にも良い席があるということで海が見えるバルコニー席で飲むことにしました。
ケンダリの夕焼けを見ながらのビールも良いなと気分よく飲んでいました。夜になるとケンダリ湾の周りがネオンでライトアップされています。ネオン自体の雰囲気は悪くないのですが、色使いが派手なので風景とマッチしていないような感じもしていました。
この時なんとなく体の倦怠感が出始めていました。
食中毒のサイン
タクシーで帰る前にバーの目の前のネオンが何か気になったので、近くで良く見ると、海辺にマットを敷いてビーズクッションが並んでいます。
店の正体はカフェの屋台のようで、このカフェがケンダリの海沿いにずらっと並んでいます。
各店が派手な照明をつけているためこのような異様な風景を作り上げています。もちろんお酒を出すお店はなく、音楽をききながら夕涼みという感じなのでしょう。この時、なんとなくお腹の調子が悪くなったなという感じがしてきましたので急いでホテルに戻ることにしました。
ホテルでの苦しみ
ホテルに戻った瞬間から激しい腹痛と下痢がスタートしました。インドネシアで食あたりはいつものことなので、何回かトイレにいけば治まるだろうと思っていたら今回はいつもと感じが違います。激しい腹痛で、ベッドで横になっていても苦しい感じです。いつもは整腸剤や胃薬、下痢止めなどの薬を持っているのですが、今回の出張では持ってくるのを忘れてしまったので、薬もありません。いつもなら、水分を摂りながら横になれば痛みがなくなるのですが、なかなか症状が回復しません。20分から30分毎にやってくる下痢で毎回トイレに駆け込んでは、ベッドで横になるというのを10回以上繰り返していました。症状がでてから６時間以上経った、夜2時過ぎにトイレに行ってようやく腹痛がなくなり、いつの間にか寝ていました。翌朝、倦怠感もとれスッキリとした感じで起きることができました。翌日も腹痛が続いたら病院に行くようだと覚悟していたのですが大丈夫そうです。
原因は不明
インドネシアは気温が高いため食中毒の危険がいろいろなところに潜んでいます。いくら体調管理をしていても避けられないところもあります。ほとんどの食中毒の原因は、原因不明と片付けてしまいますが、今回は思い当たることが３つありますので検証してみたいと思います。
生魚
離島で、マグロとイカの刺身を食べていましたが、食べてから24時間以上経過しているためおそらく、今回の食中毒の原因ではないような気がします。日本食料理屋など衛生管理が良い店以外でお刺身を食べる時は十分注意しましょう。
氷
いつもお店でアイスティを頼むのですが、氷が原因でお腹をこわすことがあります。氷は穴の開いたものや、細かいクリスタル氷は比較的安全と言われていますが、多少の下痢の原因とはなりそうですが、今回の食中毒とは関係ない感じがします。
生サンバル
ケンダリの昼食で食べた焼き魚に、トマトや唐辛子を混ぜてある生サンバルを食べたので、これが一番怪しいです。ちょうど食べてから６時間後に症状がでたので、一番の要因ではないかと思います。唐辛子の辛さにだまされて、結構な量を食べてしまいがちなのですが、生サンバルは意外と食中毒の原因となる気がしてきました。衛生的に作られいるかは正直見た目ではわからないので判断が難しいのですが、スラウェシの魚料理店では、必ず出てくるものなのでついつい食べてしまいます。
危ないと思ったら食べないという選択が一番ですが、目の前に料理を出されたら食べない訳にもいかないことも多いので、日頃からなるべく体調を整えておくのが大事です。食あたりや食中毒になってしまったら、水を多めに飲みながら横になって寝て、とにかく下痢で全て出し切ることが大事で、ほとんど乗り切ってきました。今回ばかりは、病院行きかとおもいましたが、なんとか腹痛が治まって良かったでした。
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