マカッサルから45分のフライトを経て初めてケンダリに到着しました。次の日の早朝7時30分に出発するワカトビ行き離島フライトに乗るため、なるべく空港に近いホテルを予約したら、色々な面で裏目となってしまいました。
ケンダリ・ハルオレオ空港は、市内中心部から車で40～50分ほど内陸に入ったところに位置しています。次の日の朝も早いので、空港とケンダリ市内の往復で時間と費用をかけるのがもったいないとのことで、空港から市内へと向かう道の途中に場所にある、ホテルウォヌアモナパ(Hotel Wonua Monapa)に宿泊することにしました。空港からタクシーで15分ほど走るとホテル到着となりました。すっかり夜になっていたので、ホテル全体像が把握できませんでしたが、敷地面積も大きく山の中のリゾートホテルのような感じがします。フロントでチェックインして部屋の鍵を受け取ると、フロントから外にある廊下を隔てて宿泊棟に繋がっています。部屋は3階となりました。
部屋の中に入ると、ひと昔前の細いシングルベッドが２つあります。キングベッド１つの方が良かったのですが、あいにくこの部屋しか空いていないとのことです。寝相が悪いのでベッドから床に転げ落ちないか心配になります。
水回りですが、シャワーは水しか出ないようで、インドネシアで久しぶりにお湯のないホテルとなりました。リゾートホテルとはかけ離れた古びたホテルに宿泊しなければなりません。寝るだけなので我慢します。
部屋に着いたときには、すでに20時を回っていましたがお腹も空いていたのでホテルのレストランで食事をしようと、再度フロントに確認したところ19時で閉店となったということです。ルームサービスも同じくやっていないと言われ、どうするか迷っていました。ホテルにグラブフードのような宅配サービスを利用することも考えましたが、近場で20時以降も配達可能な店が少なく良さそうなレストランもなかったので、ホテルから30分かけて結局市内のレストランを探すことになりました。ビールのあるレストランを探すしかないという意気込みで、再度タクシーを呼び市内へと移動を開始しました。
ホテルのフロントで、ビールのあるレストランを聞いたところ、１つあると言う事で行ってみると、あやしげなネオンが光っていてビールは飲めるようですが、スパとカラオケがあるいわゆる夜の店であったため、値段もおそらく高いだろうとのことで、別の店にいくことになりました。21時を過ぎてきて閉店する店が多くなって選択の余地がなくなり、ビールはありませんが、良さそうなシーフードの店に入ることになりました。
ケンダリの魚も新鮮で焼き魚や揚げ魚がふっくら柔らかく美味しかったです。
22時を過ぎていたので、この店も閉店するそうで最後の客となってしまいましたが、お腹もいっぱいになり、なんとか寝られそうです。
今回の出張ではホテル選びを、空港からの位置と写真だけで判断してしまい、口コミなどを参考にしていれば、市内のホテルを選択したのですが、失敗でした。リゾートホテルだから大丈夫は通用しないということです。後でわかったのですが、従業員も数えるほどしかおらず、宿泊客もほとんどいない状態だったようです。コロナで打撃をうけ厳しい状況だったのかもしれません。
知らない街に行く際には、事前情報が、いかに大事かが身にしみました。ちょっと調べることをやめて、いきあたりで行くと良くない結果の方が多い気がしますね。次回ケンダリに来る時の良い反省点になりそうです。