インドネシアという国や人々を表現するとき、「キラキラ」(Kira Kira)という言葉を使用します。日本では瞳がキラキラと輝くなどで使用され、前向きで光り輝く、きらめく様子などの表現で使用されますが、インドネシアで「キラキラ」はどのような意味があるのでしょうか?インドネシア人の性格にピッタリの言葉になります。
インドネシア語でキラキラは、「だいたい」、「おおよそ」の意味で使用されます。会話でも良く使用されますが、この言葉は、「いい加減」「テキトウ」の意味も表しています。
インドネシアは常夏の島国なので、インドネシア人は、おおらかで人懐っこい人が多いので親しみやすい性格ですが、日本人の気性に合わないので、仕事上で結構困ることが多いです。
朝9時に大事な打ち合わせがあるから、迎えに来て!と言っても平気で遅刻するし、期日までにこの仕事を終えておくように!と言っても、まず期日には仕上がってきません。
思い通りに行かないのでイライラする事もあり、日本のクライアントからは、まだかまだか!と急かされても、インドネシアはキラキラだから、いつになるかわかりません!と言えない事も多いのです。
段取り重視の日本人には、インドネシアのキラキラの洗礼に最初は戸惑います。
自分を含めた外国人が、インドネシアのキラキラに慣れないために、最初は色々な場面で、やきもきしてしまいますが、そもそも日本では、色々細かいことを気にしすぎでは?と思いもあります。
自分自身もその環境に慣れてしまえば、かえって楽になります。
南国特有ののんびりした性格が、色々な事がアバウトになっていて、些細な事はいちいち気にせず暮らしています。日本では、責任逃れと言われかねないのですが、日本人の感覚とは、大きく違うようです。
キラキラはインドネシアの特徴のひとつとして理解して、あまり細かい事は気にしないようにしましょう。
ドラマ「がんばっていきまっしょい!」の主題歌であったaikoの「キラキラ」を聞きながら、今日もがんばっていきましょう!