インドネシアに就労などで滞在する際に必要な一時滞在許可(KITAS)ですが、これまで手続きに14日から20日ほどかかっていましたが、2営業日まで大幅短縮となりました。外国からの投資を増やすために一時許可のプロセスを短縮したようです。
インドネシアの法務人権省は、外国人の一時滞在許可(KITAS)の取得手続きに、これまでの2週間から3週間かかっていたのですが、2営業日まで短縮となりました。9月20日以降の手続きから開始されたようです。
ジョコウィ大統領が、一時滞在許可の手続きに時間がかかっており外国人から苦情が来ている事を発表し、すぐに改善出来ない場合は入国管理局長を解任すると数日前に発表していました。大統領の指示を受けすぐに一時滞在許可の短縮に至ったようです。到着ビザ(VOA)で商用目的での入国を認めたことも合わせて、外国投資や外国人観光客やビジネス客を増やすために入国や滞在に関して早急な改善がされています。
一時滞在許可には、多くの書類を提出し入国管理局で写真や指紋をとられ、許可が出るまで数日入国管理局に行く必要がありましたが、今回入国管理費の支払い日から2営業日ですべての手続きが完了するようです。大統領の鶴の一声ですぐに改善されるなどインドネシアらしさを感じますが、一時滞在許可申請が短縮されるのは歓迎すべき点だと思います。
今年の12月に現在の一時滞在許可を延長する手続きをする必要がありますので、どれだけ短縮できるのか検証してみたいと思います。