今回は、マレーシアへの渡航体験記をお届けします。バティックエアでのフライトは快適で、クアラルンプール国際空港に到着するまでにどんな様子を経験したのか、詳しくご紹介します。
カリマンタン島を過ぎたころから雲が多くなってきていて、外の様子が見えなくなっていました。機内モニターでは、シンガポールを過ぎてマレー半島に差し掛かってきています。
クアラルンプールに近づいてきたらしく、だんだん高度を下げてきました。
雲の隙間からは、海岸線やパーム油の原料になるヤシの木の畑も見えてきています。
マカッサルを出発して、定刻の12時50分にクアラルンプール国際空港に着陸しました。飛行時間はちょうど3時間のフライトとなりました。マカッサルから地図上では遠く感じるマレーシアですが、飛行機で移動してみるとあっと言う間に感じます。バティックエアでは快適なフライトでした。
滑走路に着陸してから、ターミナルに移動していきます。クアラルンプール国際空港は、英語の「Kuala Lumpul Internatinal Airport」の頭文字をとってKLIAと呼ばれています。大きな空港で、マレーシア航空や主要エアラインが発着するKLIAとエアアジアやLCCなどが発着するKLIA2があります。バティックエアはどこのターミナルに到着するのかと窓を見ていたら、主要ターミナルのKLIAのサテライトターミナルに向かっているようです。ボーディングブリッジに接続されてドアが開きました。
一番後ろの席に座っているので皆さんが降りる準備をしていますが、しばらくゆっくり座っていることにします。
CAさんに挨拶をしながら、空港ターミナルに到着です。
マカッサルから搭乗してきたバティックエアとお別れして、サテライトターミナルの中に入っていきます。
KLIAサテライトは、シンガポール空港と同様に出発と到着の乗客が同じフロアに滞在できるようになっているようで途中免税店やレストランなどもあり賑やかな雰囲気でした。
到着した乗客が皆さん中央部に向かっていくので、ついていきます。
サテライト中央には大きな吹き抜けとなっていて、一面ガラス張りの窓から自然な光が差し込んできてとても明るい雰囲気となっています。Jungle Boardwalkと呼ばれる緑豊かな森があるようです。乗り継ぎなどで長時間ターミナルの中にいても森の中の外の空気を吸って気分転換できるスペースのようです。シンガポール空港にも屋内庭園のジュエルがあるように東南アジアの空港らしさを演出していてとても気分が良くなります。
サテライト部分にいるため、イミグレーションのある本館まで移動する必要があるのですが、エアロトレインが運行休止しているようで、バスで移動するようです。
とにかく延々とサテライトの中を歩いて、C5の端までやってきました。
クアラルンプールが到着地で時間に余裕があるのでまったく問題ないのですが、乗り継ぎ時間がタイトな場合、空港内でどこに行けば良いかと迷っていると飛行機に乗り遅れる危険がある空港だと感じました。ターミナルの構造を把握していれば、そんなに難しくはないのですがKILAサテライトからKLIA2などに移動しないといけない場合などは、乗り継ぎ時間に注意しないといけないと思いました。
バスに乗ってからターミナル本館に移動するとイミグレーションとなりました。入国審査では、パスポート提示と指紋の採取のみで特に何も聞かれることはありませんでした。無事マレーシア入国となりましたが、飛行機が到着してから入国まで1時間位かかりましたので、時間に余裕があるように予定を組む必要がありそうです。
空港からクアラルンプール市内までは、かなり離れてようなので空港電車でこれから移動したいと思います。