朝からラウンジをハシゴ!?KLIA2→KLIA1への早朝移動&ANA便搭乗まで
マカッサルからクアラルンプールのKLIA2へ到着し、AEROTEL AIRPORT HOTELで一夜を過ごした後はいよいよ日本への帰国便、ANAのNH816便に乗り込む時間です。ただし、KLIA2はエアアジアのメインターミナル。ANAが発着するのはKLIA1になるため、早朝の移動が必要になります。
ラウンジでの朝食も楽しみたかったことから、余裕を持ったスケジュールを組んで行動してみました。今回は、KLIA2からKLIA1へ移動し、ANA便搭乗直前までをどのように過ごしたのか、その流れを詳しく紹介します。
早朝のAEROTEL AIRPORT HOTELを後にして
深夜や早朝のフライト利用時には「少しでも長く寝たい」という思いがあるものですが、今回は5時に起床し、サクッとシャワーを浴びて身支度を整えました。短時間ステイでもしっかり休めるのは、やはり空港内直結ホテルならではの魅力だと思います。
5時30分にチェックアウトを済ませてターミナルへ出ると、まだ夜明け前にもかかわらず、空港内にはちらほら旅人の姿が見えました。AEROTELの快適さを再認識しつつ、次の移動へと進みます。

KLIA2からKLIA1へターミナル移動

KLIA2とKLIA1の間は、無料シャトルバスかKLIAエクスプレス(KLIAトランジット)を利用して移動できます。無料シャトルバスは遠回りしてKLIA1に移動となるので、時間の読みづらさが気になったため、早くて確実なKLIAエクスプレスを選ぶことにしました。

時刻表を見ると、ちょうど5時35分発の便があることを確認。乗車時間はわずか3分ほどで、2リンギットでサクッと移動できるのが便利です。改札でクレジットカードのタッチ決済が使えるのを知らず、紙のチケットを購入してしまったのですが、結果的には時間どおりに乗車でき、あっという間にKLIA1へ到着しました。

ANAのカウンターでスムーズチェックイン

KLIA1に到着後は、エレベーターで出発ロビーへと上がります。マレーシア航空などワンワールド系のカウンターが並ぶ中、ANAはLカウンターの端に設置されていました。エコノミークラスのチェックインは混雑するかと身構えていたものの、行列はなく、あっさりと荷物を預けて搭乗券を受け取れました。

続いて、マレーシア出国審査は自動化ゲートのおかげでスムーズに終了。荷物検査も問題なく終わり、制限エリア内へ進みます。朝の混雑を想定していたため、この順調さには少し拍子抜けしてしまうほどでした。

本館のプラザプレミアムラウンジで朝食

ANAのフライトはKLIA1のサテライト側から出発しますが、まだ時間に余裕があったため、本館側のプラザプレミアムラウンジで朝食を取ることにしました。朝6時にもかかわらず、ラウンジ内は想像以上の賑わいでしたが、ビールやラクサ、サラダやヨーグルトといった食事メニューが充実しており、大満足の内容です。

今回は「食事だけの目的」と割り切っていたので、15分ほどでラウンジを後にしましたが、短時間でもしっかり腹ごしらえができる点はありがたいですね。混雑が事前にわかっていれば、「食べられればOK」という考え方で訪れるのも一つの手だと思います。
サテライトへ移動してTRAVEL CLUBラウンジを満喫

プラザプレミアムラウンジでの朝食後は、サテライトターミナルへとバスで移動。KLIA1はシンガポールのチャンギ空港と同様、出発と到着が同じエリアになるため、さらに細かい移動が必要ですが、6時30分にはサテライト側に到着しました。搭乗開始まで1時間ほどあったので、今度はTRAVEL CLUBラウンジに入ってみることに。

このラウンジは本館よりも空いていて、ゆったり寛げる雰囲気が印象的でした。大きな窓からは飛行機が駐機する姿が見えますが、まだ日が昇っていない時間帯だったので、夜の空港ならではの静かな風景を楽しむことができます。食事の内容も充実しているようでしたが、すでにお腹は満たされていたので、コーヒーだけをいただきながら搭乗までの時間を過ごしました。

いよいよANA便へ搭乗!

ラウンジでコーヒーを飲みながらリラックスしていると、あっという間に搭乗時刻が近づいてきます。KLIA1のサテライトは、ゲートごとに最終の荷物検査を受ける方式なので、少し早めに移動しておくと安心です。

短い時間ながら、AEROTELでの快適ステイからラウンジ二軒ハシゴまで、早朝とは思えないほど充実した空港ライフを満喫できました。ここから先はANA NH885便で日本へ向かうフライトレポートに移りますが、その前に一息つけたおかげで、すっかり気分もリフレッシュ。早朝起床と事前計画のおかげで、朝食時間をしっかり確保しつつも、余裕を持って搭乗ゲートにたどり着くことができました。