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マカッサルのイタリア料理店!イタリア人シェフがタコ料理を創作!

インドネシア南スラウェシ州マカッサルの中心的観光地である、ロサリビーチの外れの遊歩道からちょっと中に入った場所に、居心地の良い家族経営の小さなレストランがあります。経験豊かなイタリアのシェフと熱狂的なスタッフが、インドネシアの地ですばらしいイタリア料理を創作しています。

小さなイタリア

店の名はLa Piccola Italy。小さなイタリアの店名の通り、赤いレンガ造りで、カーテンやテーブルクロス、イスも赤と白のチェックで統一されています。イタリアの国旗は緑、白、赤の縦配色ですが、緑は自由、白は平等、赤は友愛を意味するようです。店内にテーブルが4つ、店の外にも2つほどのテーブルがある小さいお店です。オーナーはイタリアからインドネシアに移住。奥さんはインドネシア人です。イタリアで修行した本場イタリア料理に、マカッサル市内の食通や、口コミ訪問した観光客でいつも満席です。

La Piccola Italyの看板メニューはなんといってもイタリア本場の味であるピザ、パスタです。ピザはもちろん生地から手作りで、本格的なビザ窯で焼かれたクリスピーなピザです。

タコを使ったイタリア創作料理

オーナーにわがままを言って、タコを持参して料理してもらうことになりました。イタリアではタコはポピュラーですが、インドネシアではタコをあまり食べないのでこの店のメニューにもタコを使った料理はありません。しかし、オーナーはさすがイタリア人。タコの扱いには慣れていて、次々にメニューが出来上がります。

タコのクロステーニ

クロステーニとは、スライスしたパンをグリルまたはトーストし、その上に食材を乗せるイタリアの前菜です。カリカリに焼いた小さなパンの上にタコとトマトとニンニクがエキストラバージンオリーブオイルと塩、コショウでシンプルに味付けされており、シンプルな味ですが、タコのうま味とトマトの相性が抜群です。

タコのイタリアンサラダ

次に、タコを使ったイタリアンサラダ。タマネギ、ニンニク、オリーブオイルとビネガーで素材の味を引き出すさっぱりとした味です。

タコのバジリコパスタ

メインは、タコとチーズとバジルのピザです。香ばしく薄く焼かれたピザ生地のチーズとタコの相性は抜群です。バジルの風味がタコのジューシーさとチーズが絡み合い絶妙なハーモニーです。タコは焼きすぎると固くなってしまいますが、プリプリの食感を残した状態で焼き上げる技術には脱帽しました。

ペンネ、パスタも絶品

タコは全て使い切ってしまったのですが、その後、ペンネアラビアータとパスタを注文して、大満足でした。

お酒は持ち込みOK

ビールやワインと一緒に食事を楽しみたいところですが、ここはイスラム教が強いマカッサル。お店でお酒を出すためには、酒類取扱免許が必要で、これが相当高いそうです。でも安心してください。前もって電話で言っておけば、ビールを買って冷蔵庫で冷やしておいてくれます。お酒の持ち込みもOKなので、ワインを持参して飲んでいるお客も多いです。

こだわりのイタリア人オーナーが味を研究

LA Piccola Italyでとても素敵な夜を過ごしました。ここにいると、インドネシアのマカッサルにいることを忘れてしまい、本物のイタリア料理を体験する事ができます。オーナーは研究熱心で、創作料理を日々研究しています。味はもちろんですが、皿や盛り付けなどもかなりこだわっています。

マカッサルでおいしいイタリア料理

インドネシア料理もおいしいのですが、数日続くと変化が欲しくなります。夜に食事をする際、お酒とインドネシア料理がセットとなったお店がマカッサルは少ないので、本格的なイタリア料理店は貴重な存在です。これからもオーナーにはわがままを言うかもしれませんが、マカッサルで新しいイタリア料理を体験できるように通い続けていきたいと思っています。

LA Piccola Italy

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。