【インドネシア】レバランの日が直前まで決まらない?

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インドネシアでは5月2日、3日は断食明け休日(レバラン休日)となっています。なぜ2日間設定されているのでしょうか。

レバランはいつ?

レバランが5月2日なのか、3日になるのかは直前に決定されます。前日の5月1日に月の状態を観測して新月になるかどうかの確認をして決定となります。

今年のラマダン月は4月3日からスタートしています。イスラム暦が、月の満ち欠けによって1か月間が定まったいるため、1か月は29日か30日かどちらかになります。

2022年5月1日はラマダン月29日目となっていますが、5月2日が、イスラム暦10月にあたるシャウワール月になるかどうかがポイントになります。インドネシアの一番西端であるアチェ州のバンダアチェや、サバンで月の観測を行い、5月1日の夜に新月になれば、5月1日で断食が終了となり、夜から断食最終日の夜(タクビラン)として盛大なお祭りが行われます。

仮に月の欠け方が不十分であれば、5月2日まで断食を続ける可能性もあります。

宗教省が発表

2022年5月1日に宗教省とイスラム専門家が、月を観測しながら新月になってラマダン月が終了したかどうかの発表が行われます。YouTubeでも生放送され、インドネシアのムスリム達はラマダン終了決定するのかどうかの結果を待ちます。

YouTubeライブの日程

2022年5月1日日曜日

  • 17:00WIB(日本時間19時):ライブセミナー開始
  • 19:15 WIB(日本時間21時15分):1443年シャウワール(Syawal 1443 H)を決定するための会議

会議の模様は下記のYouTubeで生放送される予定です。

直前まで決まらない

これでは、インドネシアの友人にレバランの日がいつか聞いてもはっきりとした答えが返ってきません。インドネシア人のほとんどがイスラム教徒であるため、レバランは日本のお正月のような日です。「もういくつ寝るとお正月」というような指折り数えてお正月を待つといった風習も日本にはありますが、レバランが直前まで決定しないのは不思議な感じです。

断食最終日の夜

本日の夜の宗教省の発表を待たなければなりませんが、おそらく本日が断食最終日となる予定です。1か月間の断食を終えた最終日の夜はタクビラン(Takbiran)となり、太鼓を叩き、花火を打ち上げ断食が終了した解放された喜びが街中に広がります。

 

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