レバラン休暇で日本に帰国したら気づいた、日本とインドネシアの意外な違いと魅力

Indonesia

2025年のレバラン(断食明け大祭)休暇は3月31日から4月7日までの長期休暇です。私はこのタイミングを利用して久しぶりに日本へ一時帰国しています。今回はインドネシアでの生活経験を踏まえながら、久しぶりに日本で感じたこと、気づいたこと、新たな発見をお伝えします。

日本の春はやっぱり特別

インドネシアは一年を通じて気温が高く、季節の変化を肌で感じることがほとんどありません。そんな中、日本に帰国してまず驚いたのは、桜の美しさや空気の清々しさでした。桜の名所を訪れて散策したり、春風を感じながら公園でゆっくり過ごしたりする時間は、心地よい感動を与えてくれました。また、夜桜のライトアップはインドネシアでは見ることができない美しさで、特に印象的でした。

一方で、今年の日本の春は気温の変化が非常に激しく、真夏日を記録したかと思えば、急に冷え込んで冬のような寒さを感じる日もありました。常に一定の暑さが続くインドネシアでの暮らしに慣れていたため、服装を考えたり天気予報をチェックしたりする習慣が久しぶりに戻ってきました。こうした「忘れかけていた日常」を取り戻すことも、一時帰国ならではの面白さだと感じています。

インドネシアと日本の違いを改めて実感

日本に戻って最初に気づいたのは公共交通機関の正確さです。インドネシアでは渋滞や遅延が日常茶飯事ですが、日本の電車やバスが時間通りに運行されることに改めて感動しました。ぎりぎりのスケジュールで電車を選んでも予定通りに到着できるのは、本当に素晴らしいシステムだと感じます。

また、街の清潔さやサービスの丁寧さ、細やかな配慮も日本らしい美点です。一方で、インドネシアの人々の温かさやフレンドリーなコミュニケーションが少し恋しくもあり、それぞれ異なる魅力があることを再認識しました。

久々の日本の食べ物が美味しすぎる

日本に帰ってからの楽しみの一つは、やはり日本食を堪能することでした。寿司はもちろん、地元で愛されるスーパーマーケットの惣菜、居酒屋の家庭的な料理、コンビニの手軽で美味しい食品など、インドネシアでは簡単に味わえない食の魅力を再確認しています。特に季節限定の食材を使った料理は、日本の食文化の豊かさを改めて感じさせてくれました。さらに品質が高く、それでいて安価な点も、日本が誇る食文化の素晴らしさだと思います。

日本人としての感覚が戻ってくる

長期間海外にいると、自分の感覚が現地に馴染んでしまうことがあります。特にインドネシアでは人々が穏やかでゆったりしているため、日本特有の細かなルールや礼儀正しいマナーが徐々に薄れていました。一時帰国し、改めて日本社会に触れることで、公共の場でのマナーや挨拶、周囲への細やかな気遣いなど、自分の中の「日本人らしさ」が自然と蘇ってきました。このような体験は、自分自身を再確認する貴重な機会だと感じています。

両国を知ることの贅沢

今回の一時帰国を通じて、インドネシアと日本、それぞれが持つ魅力や良さを強く感じました。インドネシアのゆったりとした暮らしや人間味あふれる日常には、日本では味わえない癒しや心のゆとりがあります。一方、日本の効率的で快適な生活環境は、生活の質を高めてくれる素晴らしいものです。この両方を実際に経験できることは、とても贅沢で豊かなことだと実感しています。こうして両国の良さを知ることで視野が広がり、自分自身の考え方や生き方も柔軟になっているように思います。異なる文化に触れる機会をより多く作り、新しい視点を取り入れることで、人生の幅を広げていきたいと感じました。

 

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