マカッサルからライオンエアに搭乗して、マナドまで移動します。ライオンエアの搭乗の様子をお伝えしたいと思います。
ライオンエアJT778便は、マカッサルを30分程遅れて出発となりました。マナドまでは、スラウェシ島を南から北に横断する形で飛行していきます。
同じ島ではありますが、直線距離で約950Kmあり飛行機で1時間30分ほどのフライトになります。陸続きのため車でも移動も可能ですが、道路だと約1,700kmと倍近く距離があり、ノンストップでも40時間はかかるそうです。
マカッサルを出発して、しばらくは南スラウェシ州の上空を飛行していきますが、海に出てボネ湾にさしかかります。
ボネ湾は南北方向に伸びた湾であり、南はフロレス海に面しています。東側はスラウェシ島の南東半島、西側は南西半島になっている。湾口の幅約160km、奥行き約300kmと巨大な湾となります。
とても広いボネ湾ですが、飛行機だとあっという間に過ぎ去っていきます。陸地が見えてくると中部スラウェシ州となります。州都はパルになりますが、飛行機は東をかすめるようにバンガイの上空を飛んでいきます。
美しいサンゴ礁がとてもきれいな場所で、魚も豊富な場所なので漁業が盛んな場所になります。いつも上空から眺めているだけなので、いつかは訪問したいところです。
バンガイからモルッカ海を抜けると北スラウェシ州に入ります。スラウェシ島の北にある龍の首のような細長い場所の先が、マナドとなります。
飛行機は、マナドのサムラトランギ国際空港の上空を通過したあと、マナド上空を旋回するような形で高度を下げて着陸するルートをとります。サンゴ礁がドロップオフした場所がダイビングスポットとなるブナケン国立公園を上空から見ることができます。
上空からでも素晴らしい景色を堪能できて、とても幸せな気持ちになります。
こんなきれいな場所に今回の目的であるキハダマグロが棲息していると思うと感慨深いものがあります。
何度か旋回を繰り返して、山の中のサムラトランギ国際空港に着陸となりました。
マナド空港から新たな体験の旅がスタートしていきます。
美しい自然、豊かな海洋生物、そして驚きの多いインドネシアの地を探索する今回の渡航に期待が膨らみます。