マナドでマグロ見学を終え、マカッサルに戻ることになりました。マナド空港から出発するライオンエアに搭乗する予定でしたが予想もしなかったことが起き、5時間もの間マナド空港で待たされるという忘れられない体験をしました。
13時頃にマナド・サムラトランギ国際空港にやってきました。マナドでマグロ見学を終了してマカッサルに戻ることになります。今回のマカッサルまではライオンエアJT777便となります。マナド空港を14時40分に出発予定となります。
カウンターでチェックインして制限エリア内に入っていきます。
チェックインの際には飛行機が遅れるなどの案内もなく、空港の出発案内も特に遅れるなどの情報がなかったので、定刻で出発するだろうと思っていました。搭乗時間は14時10分予定なので、コーヒーでも飲んで時間までゆっくりすることになりました。
搭乗時間を過ぎても空港の外にはライオンエアの姿はありません。空港スタッフにたずねても、もう間もなく搭乗になるので待ってくれとしか言いません。フライトレーダーアプリで確認しても情報なしの状態で、いつ出発するのかが未定でした。とにかく待つしかないので、広めのソファで横になりながら待つことにします。
14時40分の出発予定時間から2時間を過ぎたところで、お菓子と水の配布がありました。
インドネシアの国内線では、2時間以上遅れの場合は軽食が準備されることになります。
お菓子を渡されるくらいなら、早く出発して欲しい気持ちがありますが再度同じソファに戻ります。甘いパンを食べている間はだけはイライラが収まるのは不思議です。マナド空港の国内線は、夕方をすぎると出発する便がなくなるので、待っている人はすべてマカッサル行きに搭乗する人ばかりです。売店など閉店していくので大きな空港ですが寂しい感じになっていきます。
次第に空港の外は暗くなってきた18時過ぎに待ちに待ったライオンエアの機体がやってきました。
本来は13時過ぎにはマナド空港に到着しているはずですが、大幅遅延となっています。折返しマカッサル行きになるため、急いで機体整備を行います。到着してから20分ほどでようやく搭乗案内がかかりました。
搭乗する際に、お弁当の配布がありました。本来であれば、16時過ぎにはマカッサル到着して、レストランで食事をしている時間ですがまさか、この時間までマナドに滞在するとは思ってもみませんでした。
機内に入り座席についてお弁当を開けてみるとおいしそうなアヤムゴレン(焼鶏)でした。毎回ですが、なんでこんなに遅れてしまうのか気になるところですが、5時間待ってようやく出発となりました。飛んでしまえば、1時間ほどでマカッサルの到着してしまうのですが、ライオンエアのフライトは余裕をもって予定することを改めて認識しました。
遅延は避けられないことかもしれませんが、それでも旅の一部と捉えることで、新たな体験や思い出を作ることができるのではないでしょうか。それが、この長い待機時間から得た教訓となりそうです。