バリからマカッサルへ!定刻のライオンエアのフライト体験
バリ島の魅力に満ちた滞在を終え、再び日常へ戻るため、マカッサルへのフライトを控えていました。通常、このルートでは予期せぬ遅延が多いライオンエアを利用するため、少しの緊張と期待を胸にデンパサール空港へ向かいました。しかし、今回は異なりました。ライオンエアの便が定刻通りに出発するという、驚きの展開になりました。
デンパサール空港へ
初めてのニュピ体験を終え、普段通りのバリ島訪問を後にし、マカッサルへ戻ることになりました。今回のフライトは、デンパサール空港を18時50分に発つライオンエアJT740便でした。マカッサルへの直行便には、21時に出発するシティリンクQG342便もありますが、マカッサル到着が遅くなるため、できれば1本早いライオンエアを選びがちです。夕方の便は特にライオンエアで遅れが多くフライトレーダーで確認しようとしても、この便は表示されておらず、実際に空港に着いてみないと状況が分からない状態でした。
17時30分頃にデンパサール空港・国内線ターミナルに到着しました。空港はいつもより閑散としており、カウンターにはほとんど人が並んでいませんでした。
出発前の準備と空港での発見
チェックイン後、空港内を散策していると、生チョコレート屋さんの看板が目に入りました。
バリ島の温暖な気候では、日本のような口どけの良いチョコレートはすぐに溶けてしまいます。しかし、このお店では様々なフレーバーの生チョコレートが販売されていました。
店内に足を踏み入れると、日本ぽい内装に少し安心しました。店員さんによると、オーナーはジャワ島バンドン出身で、インドネシアの人々に新しい味わいを提供したいという情熱を持っているそうです。
ダーク、ミルクキャラメル、抹茶、タロ、ベリーズ、ラム、ヘーゼルナッツの7種類から選べるシステムで、好みのフレーバーを2種類選んで詰め合わせることができます。保冷剤を入れてもらい、マカッサルで日本風の生チョコレートを味わいたいと思います。
予期せぬスムーズな搭乗
生チョコレートを手にした後、搭乗のアナウンスがありました。ライオンエアのマカッサル行きが呼ばれたのですが、まだ18時を過ぎたばかりで、早い搭乗開始に聞き間違いかと少し驚きました。搭乗口4番を見てみると、本当にJT740便の搭乗が開始されていました。バスでの移動ではありましたが、出発の50分前に搭乗を開始できるなんて、ライオンエアらしくない効率の良さです。
搭乗口からバスに乗り込み、ライオンエアの機体まで移動しました。
日の入りの時間で、空はまだ明るく、雲が多くても沖止めの機体から見える景色には気分が高まります。搭乗の準備が早めに整っていて、出発時間前には飛行機が動き出しました。これは、いつも遅れがちなライオンエアで初めての体験でした。
空の旅とマカッサルへの帰還
飛行機が離陸すると、バリ島の夜景が窓から眺められました。旅の記憶が蘇り、同時にマカッサルでの日々への期待が高まります。
ライオンエアでのフライトが初めての定時出発だったことで、旅の喜びが一層深まりました。
約1時間のフライト後、マカッサルの市内の灯りが見え始め、安堵の息をつきました。
通常、遅延が当たり前と思われがちなライオンエアですが、今回のような予期せぬスムーズな体験は、旅の予想を覆す楽しい驚きを提供してくれました。