雨季の中、バリ島へ!マカッサルからの雨の日のバタバタフライト
雨季独特のマカッサルで過ごす日々
マカッサルの雨季は独特な雰囲気を醸し出します。朝は晴れていても、午後になると厚い雨雲が空を覆い、突然のスコールが降り注ぐことがほとんどです。雨は短時間で止むこともあれば、数時間続くこともあり、そのたびに街中の交通や人々の行動に影響を与えます。この季節の特徴的な湿った空気と強烈な雨音は、どこか心地よく感じるものでもありますが、予定を立てる際には注意が必要です。そんな雨季の中、今回は少し特別な旅を計画することになりました。日本から同僚が仕事でマカッサルを訪れておりバリ島を経由して帰国する際に同行する形になりました。久しぶりにバリ島の空気を感じられることを楽しみにしていました。雨季の中での移動には予想外の出来事がつきものですが、そういった小さなハプニングも旅の醍醐味です。
雨の朝の慌ただしい出発
朝7時、私はマカッサル市内の自宅を出発しました。予定通り同僚が宿泊しているホテルで彼をピックアップし、空港へ向かいます。
しかし、雨季の影響と朝の通勤時間帯が重なってしまい渋滞が激しく、高速道路に乗るまでに通常の倍以上の時間がかかりました。車の道中ライオンエアJT741便の位置をフライトレーダーで確認すると、マナドを出発して予定通り7時40分にマカッサルに到着していることが分かりました。この情報を見て「これは空港に急がないと!」とさらに焦ることに。幸運にもなんとか8時に空港に到着しました。
ライオンエアでのドタバタ搭乗体験
空港に着くと、真っ先にライオンエアのチェックインカウンターへ向かいました。この航空会社のカウンターは通常混雑していることが多いのですが、この日は運よく空いていました。
ギリギリのタイミングでしたが、問題なく荷物を預けることができ、少しホッとしました。
その後、手荷物検査を経て制限エリア内に入りましたが、入った瞬間にボーディングアナウンスが流れました。
搭乗ゲートへ急ぐ途中、同じ便にPSMマカッサルの選手たちがいることに気づきました。スポーツ好きな私としては少しテンションが上がる出来事でしたが、彼らの誰がどの選手なのか詳しくは分からないままでした。
搭乗エリアでは、バス移動ではなく歩いて飛行機に向かう形式がとられていました。外はあいにくの雨で、空港スタッフが傘を配りながら順番に乗客を誘導していました。雨の日の搭乗には時間がかかりますが、このような非日常的な経験も旅の一部として楽しむことになります。
雨季ならではの情景
飛行機に乗り込むと、私は窓側の座席5Aに座りました。
雨に濡れた滑走路がまるで鏡のように光を反射していて、雨季ならではの美しい光景を眺めることができました。
定刻どおりに離陸した飛行機は、雨雲を抜けた瞬間、眼下に真っ白な雲海が広がる世界へ突入しました。
雨季の中でも、この雲海の美しさには目を奪われます。
バリ空港到着時には晴れていることを願いつつ、飛行機の中でしばしのリラックスタイムを楽しみました。次回は雨季バリ島での滞在についてお伝えします。