オペレーションに問題あり!ライオンエア3時間のディレイの洗礼を浴びる

Airplane Indonesia

バリ島での素晴らしい滞在を終え、ついにマカッサルに戻る日がやってきました。リゾート気分に浸りながらも、現実に戻る瞬間はいつも少し名残惜しいものです。今回は、帰りのフライトで夕方の景色を楽しみたいという期待を込めて、16時40分発のライオンエアJT744便を予約しました。普段なら最終便を利用するところですが、遅い時間にマカッサルへ到着すると翌日の予定に影響が出るため、今回は少し早めの便を選択。しかし、その選択が大きな試練の始まりとなるとは、夢にも思いませんでした。

出発前の期待から一転、空港での失望

予定より少し早めにデンパサール空港に到着。雨季特有の曇り空が広がる中、空港へ向かうタクシーの中で「今日のフライトはスムーズにいきますように」と心の中で願っていました。

しかし、ターミナルに到着して掲示板を確認した瞬間、そんな期待は儚くも消え去りました。

「機材到着18:50」の文字が掲示板に点灯しているのを見た時、すぐに遅延の影響を計算し始めました。この到着予定時刻では、機材の整備や乗客の搭乗準備を考えると、出発は早くても20時を過ぎるだろうと予想しました。これなら、最初から21時発のシティリンク便を予約していれば良かったと後悔の念がよぎります。

また、ライオンエアは遅延時の情報提供が極めて不十分なことでも有名です。事前に通知が来ることもなく、空港で初めて遅れを知る乗客が多くいます。このような対応に不満を抱きつつも、早々に気持ちを切り替え、空港での長い待ち時間をどう過ごすか考えることにしました。

ラウンジで過ごす長い待ち時間

今回、ラウンジを利用できたことが唯一の救いでした。ラウンジに入ると、落ち着いた空間とフリードリンク、軽食が提供されており、空港の喧騒を離れてリラックスすることができます。空港での待ち時間が長引く時には、ラウンジは本当にありがたい存在です。

そこで、待ち時間を有効活用するために、今回の機材の運行履歴をフライトレーダーで確認してみました。使用される機材であるPK-LHSの動きを追跡したところ、朝の運航開始時点ですでに1時間半の遅延が発生していたことが判明。その後も遅延が連鎖し、最終的には3時間遅れまで拡大していました。この状況を見て、「これはもう、改善を期待するのは難しいな」と半ば諦める気持ちになりました。

ライオンエアの運行スケジュールには余裕がなく、一度遅れると挽回が難しいのは周知の事実。機材繰りの難しさを理解しつつも、もっと柔軟な対応ができれば良いのにと感じました。

ようやく訪れた出発の時

ボーディングが開始されたのは19時10分。予定では16時10分のボーディング開始だったので、実に3時間遅れの状態です。待ちくたびれた感覚と「やっと出発できる」という安堵感が入り混じる中、搭乗ゲートへと向かいました。

飛行機に乗り込んで席に座ると、外はすでに暗くなり夕方の景色を楽しむという当初の期待は完全に消えていました。しかし、ここからマカッサルへのフライトが始まると思うと、ようやく気持ちを切り替えることができました。

次回への教訓と反省

今回のフライトは、ライオンエアの運行スケジュールの不安定さや情報提供の不足がいかに旅を複雑にするかを実感させられるものでした。今後は、多少高くてもガルーダ・インドネシア航空やシティリンクといった、より信頼できる航空会社を選ぶことの重要性を改めて認識しました。しかし、時間帯や予算の都合からライオンエアを利用せざるを得ない場合もあるため、今後はより慎重に計画を立てたいと思います。今回のバリ島滞在の最後は、空港での長い待ち時間とディレイに苦しめられる形で締めくくられましたが、それでもリゾート地での思い出は色褪せることはありません。今後の旅の計画に活かすべき教訓として、今回の経験をしっかり心に刻み、次回はもっとスムーズで楽しいフライトを目指したいと思います。

 

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