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LRT初体験!BNIシティからLRT乗り換えで高速鉄道ハリム駅まで移動!

ジャカルタとバンドンへの旅は、スディルマン駅を経由してLRTブカシ線に乗り換え、ジャカルタ市内の移動をスムーズに進めながら、バンドンへの旅が本格的に始まります。ジャカルタの都会的な風景を楽しみつつ、都市間の移動する様子を紹介していきます。

土曜日のWHOOSH予約で冷や汗

ジャカルタとバンドンを繋ぐ高速鉄道、通称「WHOOSH」は、開業から約1年が経ち、その利便性から週末になると予約が取りづらくなる人気の交通手段です。この鉄道は、ジャカルタ・ハリム駅からバンドンの手前パダララン駅まで約30分、フィーダ列車を使用してバンドン駅まで1時間以内で移動できるので、バンドンを訪れる旅行者やビジネス利用者の間で特に人気があります。私は、空港鉄道に乗るまでWHOOSHの予約を入れていませんでしたが、予約はすべてアプリで簡単にできるため、列車内でアプリを使って予約しようと計画していました。

しかし、土曜日ということもあり、状況は甘くありませんでした。空港電車でBNIシティに向かう途中、WHOOSHの予約状況を確認すると、なんと午前中の便はすべて満席!昨晩まで余裕があったのに、直前で多くの人が予約を入れてしまったようです。この事実に直面した瞬間、冷や汗が流れ、焦りが一気に増していきました。せっかくの旅行が、予約が取れなければ台無しになってしまう可能性もあります。何度もアプリを確認してキャンセルが出るのを待ち続けたところ、運よく9時10分発のG1221便のファーストクラスに空席ができました。迷うことなくすぐに予約を完了し、無事に発券完了。これで、バンドンまでの移動が確定し、長時間待たされる心配もなくなりました。ひとまず安心して、空港鉄道での移動を楽しむことができるようになりました。

空港鉄道でBNIシティへ快適移動

予約のトラブルも解消し、次に向かうのはジャカルタ市内のBNIシティ駅です。

スカルノハッタ空港から市内へ行くための便利な交通手段として、空港鉄道(Railink)は欠かせません。新しい列車は座席も広く快適で、ジャカルタ市内までおよそ50分の間、リラックスした時間を過ごせます。空港鉄道は定刻通りに運行しており、朝のラッシュ前のジャカルタ市内にスムーズに到着することができました。

列車内では、ジャカルタの街並みを眺めながら、次のLRTでの移動プランを整理していました。空港鉄道列車は、マンガライ駅が終点ですが、目的地である高速鉄道の発着地、ハリム駅に行くためには、BNIシティ駅で一旦下車し、そこからLRTブカシ線に乗り換える必要があります。空港鉄道からLRTに乗り継ぐのは初めてだったため、この新たな交通手段に期待が膨らんでいました。

LRTブカシ線への乗り換え

BNIシティ駅に到着した後、いよいよLRT(Light Rail Transit)に乗り換えるため、ドゥクアタス駅までの移動を開始します。

まず、BNIシティ駅の専用改札を抜けると、一度外に出ます。

この場所はジャカルタの主要なビジネス地区に位置しており、朝の時間帯には出勤する人々が多く、駅周辺も賑わっています。

次に向かうスディルマン駅は、ジャカルタの中心的な駅で、通勤電車であるKRLコミューターラインの主要ハブでもあります。これまでは、この駅を利用して通勤列車に乗るために隣のスディルマン駅まで歩いていたため、慣れているルートではありますが、今回の目的はLRTへの乗り換えです。

スディルマン駅の改札を通る際に、少し意外な体験がありました。駅員に確認すると、スディルマン駅の改札内を一旦通り抜け、反対側の改札から出る必要があることがわかりました。電子マネーを使用して改札の中を通り抜け、駅の中を通り抜ける形になり、再度改札を出る形となります。

通常の乗り換えとは異なるため少し戸惑いましたが、無事にスディルマン駅を通り抜け、ドゥクアタス駅への連絡通路に進みます。

スディルマン駅の出口から、LRT専用の屋根付き歩道橋に繋がる通路が設置されており、この連絡路を利用すれば、BNIシティ駅からドゥクアタス駅まで12分ほどで移動することができます。

この歩道橋は天候の影響を受けずに快適に移動できるだけでなく、ジャカルタの都会的な風景を眺めながら歩けるという楽しさもあります。さらに、この通路はしっかりと整備されているため、LRTの乗り換えも非常にスムーズです。

この短い徒歩移動の間にも、ジャカルタの現代的なインフラが整いつつあることを実感しました。ビジネス街の高層ビル群の間を歩き、朝の忙しさを感じながら、次の目的地であるドゥクアタス駅へと進みます。

LRTでハリム駅へ

LRTはジャカルタの交通渋滞を解消する目的で導入された比較的新しい交通システムで、近郊エリアを結ぶ重要な役割を担っています。特に、ジャカルタの主要なビジネス地区や高速鉄道のハリム駅へのアクセスを考慮した路線設計がされているため、都市間移動が非常にスムーズです。

ドゥクアタス駅に到着すると、LRTブカシ線への乗り換えが完了します。この駅は非常に清潔で、まだ新しい施設の香りが漂っています。LRTに乗り込むと、すぐに発車。

ハリム駅までの移動が始まりました。ジャカルタの街中を高架の上を通過しながら、車窓からの風景を楽しみ、都市の喧騒を少しずつ離れていきます。

初めてのLRT利用ということもあって、駅の設備や車両の清潔さに感動しました。新しく開業したばかりということもあり、設備はピカピカで、乗客も少なめだったため、座席に座ってゆったりと移動を楽しむことができました。

LRTはスムーズに運行しており、車内は快適そのもの。これで高速鉄道のハリム駅までストレスなく移動できるのは大きな魅力です。LRTの利用は想像以上に便利で、ジャカルタ市内の移動がぐっと楽になったことを実感しました。30分ほどの乗車でハリム駅に到着しました。

高速鉄道「WHOOSH」の出発地でもあり、ここからバンドンへの本格的な旅が始まります。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。